本日の一品
たまったホコリも取りやすい、コスパ良しなPixel 6 Pro用ファブリックカバーを買った
2021年12月13日 06:00
初代のGalaxy Z Foldに引き続きGalaxy Z Fold2 5Gとここ2年ほどメインスマホに折り畳み系スマホを使ってきた。いずれも素晴らしい出来のスマホだが、重いのとおサイフケータイ非対応が痛かった。いや一番痛かったのは実は財布だった。
新しいGalaxy Z Fold3 5Gはやっとおサイフケータイ対応にはなったが、キャリアモデルしかなく、必要のないアプリの入ってるのも嫌だったし300g近い重さにもやや疲れてきていた。いろいろ考えて今回はおサイフケータイ対応のGoogleのSIMフリーモデル”Pixel 6 Pro”に決めた。
確かにおサイフケータイは日常便利なのだが、普段のお店での支払い操作は良いとして、改札機を通る時はどうしても移動しながら改札機の読み取り位置にスマホをかざすかタッチするのでスマホを接近させ過ぎてぶつかってしまうことも多い。
話題のLeitz Phone 1もおサイフケータイ対応がメリットのひとつで使っていたが、改札を通過するたびに、LEICAロゴの付いた高価なアルミのレンズキャップを改札機の読み取り部分にゴツンと当ててしまうのが日常だった。
個体差なのか改札機と相性なのか、筆者のLeitz Phone 1は”かざす”程度ではだめで、改札機の読み取り位置に限りなくピタッとくっつけないと反応が遅くエラーランプが点いて改札機によく叱られた。考えてみれば、高級ライカスマホと改札機という組み合わせも不似合いだ。
国産のドイツブランドのスマホでもそんなことがあったのでGoogle Pixel 6 Proも当初心配したが、今のところおサイフケータイとしては全く問題なしで快調だ。今回も最近お気に入りのアラミドファイバー製のケースを注文したがなんと1カ月ほど納期がかかるようだった。
それまで改札機の読み取りエリアにセラミックタイルのように綺麗なPixel 6 Proの背面をぶつけたくなくて一時しのぎのケースを探してみた。ちょうど翌日配達の1000円のABS+ファブリック(布)製のグレー色のカバーを見つけた。使ってみるとこれが予想外に素晴らしい製品だった。
ABS製のカバーの表面にファブリックを貼り付けているのでそこそこ分厚いが、設計が良いのか本体スマホとの噛み合わせもガッシリとしていて心強い。しかし取り外す時はそれほど大変でも無くなかなか素晴らしい商品だった。
カバーは上下の一部と電源&音量大小ボタン位置の3か所が開放したデザインだがレンズ周囲を含め、よほど運の悪い落下スタイルを取らない限りスクリーン面を除くほぼ全面をカバーしてくれている。何よりスマホを手に握った時の感覚は最高だ。うっかり滑って落下させることも少なそうだ。
筆者にとって今回のファブリックカバーが何より素晴らしいと思えたのは、一般的な全周囲をカバーしてしまうABS系のケースと異なり、前述したように周囲3か所ほどが開放されていることだ。不注意による落下が運悪くその部分だけにダメージを与えることはあるかもしれないが、それに代わる十分なメリットもある。
ケースの周囲を部分的に開放している最大のメリットは、スマホ本体と周囲を100%カバーしているケースとの間にたまってしまう塵や埃の類の微小なゴミの極小化だ。過去の経験から、液晶画面表層に静電気で吸着した極めて小さな塵や埃は指先やクロスで擦っても、取り除けず、その多くの塵と埃はスマホとケースの間に潜り込んでしまう。
時間的余裕があれば、時には海岸線のゴミの様に波打ち際に溜まったゴミを取るべくカバーを外して大掃除をすれば良いのだが、なかなかできないのが現実だ。3か所開放型のファブリックカバーに変えてから液晶表面に張り付いた塵や埃は指先でかき集めてフチの無い3か所から外に放り出している。これはもうめちゃくちゃ助かる。
液晶面の微細なゴミ対策と、ファブリック表面による改札機を通過する時のソフバンプ、手に持った時の心地よさ故、グレーに続いて、グリーンとイエローの2色を追加で購入した。3個買っても税込み3150円は抜群のコスパだ。この先、アラミドセラミックのカバーが届いても使わないような気がしてきた。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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kwmobile Google Pixel 6 Pro用ファブリックカバー グレー/イエロー/グリーン | kwmobile | 1000円(グレー/イエロー) 1150円(グリーン) |