本日の一品

ベッドサイドにちょうどよい?「LEDライト搭載USB-ACアダプター」

 筆者は、100均などで売っているドーム型のインテリアライトを出張先での常夜灯代わりに持ち歩いている。ビジネスホテルの典型的な構造だと、就寝時は真っ暗にするか、扉のあたりのライトを煌々と点けっぱなしにするかの極端な二択になるケースが往々にしてあるためだ。手元で操作できる灯りを枕もとに置きたいための苦肉の策ではあるのだが、けっこう重宝している。

 もうひとつ困るのが、スマホやタブレットなどの充電だ。翌日もフルに使うことが多く、休む前に使うときなどもできれば外部電源で動かしたい。そういう時に便利だと思い購入したのが、今回ご紹介する「LEDライト搭載USB-ACアダプター」だ。

パッケージ。スペックなどの大事なことは、表面を読めばだいたいわかる仕様。

 直径55mm、高さは約40mmのドーム状のLEDランプで、ドームの下にUSB端子があり、「2階建て」っぽい形状になっている。プラグ部分は折りたたみ式になっており、ポーチなどに収納するときも邪魔にならず便利だ。

斜め正面からの俯瞰だとこんな感じ。角が取れているのはポーチなどに入れる際に便利。USBポートは形状も相まって若干お互い外を向いているので、差し込むものが標準的な形状のコネクターならば干渉することはないだろう。
裏側。フラットではないがこのくらいの突起なら邪魔にはならない。プラグが折りたためるのはありがたい。

 ドームのてっぺんにはタッチセンサーが付いており、ここに軽く触れることでLEDランプが点灯する。最初は弱ライトで点灯。以後タッチするたびに中→強と明るさを増し、強の状態から触れるとOFFでランプが切れる。

 コンセントプラグの形状は日本のほか、アメリカなどでもよく見かける「Aタイプ」。240ボルト対応仕様なのでプラグ変換アダプターさえあれば大半の国でも使える。タップ側の形状によっては差せないことも考えられるので、10cm程度の延長コードを一緒に持ち歩いたほうが便利かもしれない。

本体裏側にポートごとの出力容量が明記されている。どちらも上限2.4Aなので「タブレットはこっちだけ」のような制約がないのもめんどくさがりの筆者的には高ポイントだ。

 ACアダプターとしての性能だが、2ポート合計で出力3.4A対応となっている。両ポートとも5V 2.4Aまで対応しているので、iPadをはじめとするタブレットも安心して充電可能だし、1Aまでのデバイスであればタブレットと同時に充電も可能だ。サイズを考えると比較的高機能といえるかもしれない。

 持ち歩く荷物を減らしたい時など意外に重宝する。光の色味も選ぶことができる。筆者が購入したものは白色仕様だが、白熱電球色仕様のものも販売されているのでそのあたりは好みで選ばれるといいだろう。

いままで使っていた100均のLEDライトとUSB ACアダプター2つの合計3つがこれ1つで置き換えられるというのは荷物を減らしたい出張時にはとてもありがたい特徴だ。

 USB ACアダプターとナイトランプ程度のLEDランプ、別々に購入すればもっと安価にそろえることも可能だ。だが、「1つにまとまっている」ことの方が重要なシチュエーションもある。そういう意味での便利グッズなので、筆者は割と気に入ってカバンに放り込んでいる次第だ。

製品名メーカー参考価格
LEDライト搭載 USB2ポート USB-ACアダプタミヨシ2160円