本日の一品

そろそろ導入しては? ハッキングによるウェブカメラの盗撮を防止するカバー

製品本体。青いのはシールの剥離紙

 Avastの調査によると、パソコンのウェブカメラのハッキングによる盗撮について、何らかの対策を講じている人は、国内ユーザーの4割に満たないのだそうだ。たいていのノートパソコンには画面上にウェブカメラが内蔵されており、ハッキングされれば一発でアウトなわけだが、そうした問題があることは知っていても、ほとんどの人はスルーしているというのが恐ろしい。

 もうひとつ深刻なのが、この種の話題が出た際に「ウェブカメラのドライバーをオフにしているから自分は大丈夫」などと答える人の存在だ。外部から侵入してウェブカメラをハッキングする以上、無効になっているドライバーを有効化することなど朝飯前のはずだが、にもかかわらずソフトウェアレベルでの無効化が対策になると信じていることのほうが、危険といえば危険だ。

製品パッケージ。今回Amazonで購入した品は3つセットで1280円だった

 こうした点も踏まえ、もっとも確実な対策と言えるのは、カメラを物理的に覆ってしまうという、おそろしくアナログな方法だ。こうしたニーズに応える製品として、ここ2~3年でクラウドファンディングでよく見かけるようになったのが、カメラに貼り付けて開閉を可能にするカバーだ。

 単純にカメラを映らなくするだけならガムテープなどを貼って覆えばよいが、それではウェブカメラ自体が使えなくなる。今回紹介するLamshawの製品であればスライド式で開閉ができるため、使い勝手を損なうことがない。

 カバー部につまみなどはなく、指の腹でなぞるようにしてスライドさせる。ノートパソコンはもちろん、スマホやタブレットにも対応できるが、iPadのように本体が白いデバイスに貼るとかなりの存在感がある。市販されている製品には黒以外にシルバーなどもあるようなので、そちらを選んだほうがよいだろう。

剥離紙をはがしてノートパソコンに貼り付ける。剥がすと粘着力が低下するので、いちど貼ったらそのまま使い続けることになる
表面を指先でなぞるようにしてカバーをスライドさせる
スライド完了。ウェブカメラの視界が完全に覆われるので、盗撮は物理的に不可能だ

 もうひとつ気をつけたいのは厚みだ。あまりに分厚いと、ノートパソコンを完全に閉じられなくなってしまう。今回紹介している製品は厚みが0.7ミリと薄いため、ノートパソコンの開閉にもまず影響しない。競合製品にはもう少し薄いタイプもあるようだが、このあたりはコストとの兼ね合いになるだろう。

厚み0.7mmということで、ノートパソコンを閉じる場合も邪魔になりにくい
ボディが黒のノートパソコンだとほぼ完全に一体化する。窓の天地は5mmなので、カメラの直径がこれに収まる必要がある
スマホやタブレットにも取付可能だが、本体色がブラックよりもシルバーの製品を選んだほうが、目立ちにくいだろう

 同種の製品は今後ますます増えていく気配が濃厚だが(本稿執筆中にもサンワサプライからカバー部が90度回転する同等品が発売された)、出揃うのを待っていてハッキングの被害に遭うよりは、早いタイミングで導入したほうがよいことは言うまでもない。そう高価でもないので、まずは重要度の高い機器から、導入することを考えてみてはいかがだろう。

製品名販売元購入価格
Webcam Cover(3枚入り)Lamshaw1280円