てっぱんアプリ!

スマホをパソコンのタッチパッドやゲームパッドにする「Touch - A Pc Controller」
2025年2月21日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
ノートPCで外付けのマウスを使いたい。デスクトップパソコンだけれどタッチパッドを使いたい。ゲームパッドで快適にゲームしたい。そんなときに試してみてほしいのが、Androidスマホをパソコンのマウスやタッチパッド、ゲームパッドにする「Touch - A Pc Controller」だ。
スマホ画面タッチでパソコンのマウス操作、日本語入力も可
「Touch - A Pc Controller」は、Androidスマホをパソコンの外付けマウスやタッチパッド、もしくはゲームパッドにしてしまうアプリ。Windowsに対応し、専用のアプリケーションをパソコン側にインストールして利用する。同じLANに接続するか、パソコンとスマホをUSBケーブルで(USBテザリングで)接続したうえでアプリを起動しよう。
アプリ側では最初に「レイアウト」を選択する。マウス(タッチパッド)操作用のレイアウト、ゲームパッド風のレイアウト、プレゼンテーション操作用のレイアウトなどが用意されている。パソコンで利用するアプリケーションに応じて選ぶと良いだろう。
マウス(タッチパッド)操作用のレイアウトでは、さらに用途に応じて切り替えられる3パターンのレイアウトが含まれている。最もベーシックなレイアウトでは、画面全体がマウスカーソルを動かすタッチパッドとして機能し、画面内に配置されているホイール操作用のスライドボタン、左右マウスボタンとショートカットキーも使える。
また、キーボードを立ち上げて、スマホ側でタイプした内容をパソコン側に入力することも可能。普段スマホで使っているキーボードアプリがそのまま利用できるので、日本語入力もOKだ。
特定の用途に適したレイアウトが多数用意
他にも、動画や音楽の再生時に適したショートカットなどが配置されたレイアウト、進む・戻るや検索・新規タブなどのショートカットボタンが配置されたWebブラウジング向けのレイアウトなどがあり、パソコン操作を効率化可能だ。
さらにはXboxのゲームパッドをシミュレートする機能もあり、著名なRPGやレースゲームなどに最適化されたレイアウトも用意されている。本物のゲームパッドなしでも快適に遊べるだろう。
レイアウトはユーザーが追加することはできないが、タッチやスクロールの感度調整、ショートカットボタンの割り当てなど一定程度のカスタマイズが可能なので、自分の用途に合わせて使い勝手を高められる余地もある。既存のマウスは使いつつ、第2のマウス(タッチパッド)として活用することで、さらなる生産性アップも狙えるかもしれない。