てっぱんアプリ!

「Google Play Pass」は定額でアプリが使い放題、実用ツールもたくさん!

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google Play Pass
開発者: Google LLC
価格: 月額600円、年額5,400 円
対応OS: Android OS
カテゴリ: その他

 毎月一定額を支払えばアプリが使い放題になるサービス「Google Play Pass」が登場した。Appleデバイス向けのApp Storeで開始しているApple Arcadeに似たサービスだが、「Google Play Pass」はゲームだけでなく実用系のアプリも対象となっている。どんなアプリがあるのか、チェックしてみよう。

ゲームやアプリが使い放題のサービス「Google Play Pass」

月額600円で広告非表示、フル機能のアプリ・ゲームが使い放題

 「Google Play Pass」は、Google Playで配信されている有料のゲームやアプリの一部を、月額600円(年額5,400円)で使い放題になるサービス。ダウンロード自体が有料のアプリは無料で利用でき、広告の非表示や機能の有効化に追加料金が必要なものも、別途支払いなしで使えるというものだ。

 2022年4月末から日本での提供を「順次」開始するとしており、ユーザー全員が使えるようになるのは少し時間がかかるかもしれない。Google Playを立ち上げて、画面右上のプロフィールアイコンをタップしたときに「Play Pass」が表示されていれば利用可能だ。

 登録が完了すると、Google Playの左下に「Play Pass」のアイコンが表示され、ここから同サービス対象のゲームやアプリを閲覧していける。やはり多くがゲームではあるものの、一覧の中ほどにある「アプリのカテゴリ」で、ゲーム以外のアプリを探すことが可能だ。

画面右上のプロフィールアイコンをタップし、「Play Pass」が表示されていれば利用可能
月額600円、もしくは年額5,400円。最初の1カ月は無料のトライアル期間となる
登録後、画面左下に「Play Pass」のアイコンが表示される
ゲームが多いが、中ほどまでスクロールすると一般アプリのカテゴリーも選択できる

Google Play Pass対象の実用ツールにはどんなものがある?

 Google Play Passのラインアップのなかには、仕事に使えるアプリもちろんある。たとえば「ツール」カテゴリーには、自動化ツールの「Tasker」(通常380円)や、Windows/macOS/Linuxのパソコンをスマートフォンからリモート操作可能な「Unified Remote Full」(通常550円)がある。「仕事効率化」カテゴリーには、パスワードマネージャー系のアプリやスケジュール管理ツール、テキストエディターなどが多数用意されている。

 また、「写真」カテゴリーには「カメラZOOM FX Premium」(通常520円)のような高機能のカメラ・写真加工アプリがあり、「書籍&参考書」カテゴリーでは電子書籍の読書に便利な「Moon+ Reader Pro」(通常720円)も見つかる。いずれもユーザーからの評価やダウンロード数が一定以上あり、普段の仕事はもちろんプライベートにも役立てられるものばかり。

 これらのアプリが使い放題なうえ、息抜きしたいときには豊富なゲームも遊べること、さらには1人がGoogle Play Passに登録していれば、家族など最大5人の「ファミリー メンバー」も同じようにサービスを利用できることを考えると、月額600円の価値は十分にありそうだ。

自動化ツールとして有名な「Tasker」がダウンロード可
「Unified Remote Full」も仕事でパソコンを使っているなら必携
パスワードマネージャーやスケジュール管理のアプリも多数
PDFの電子書籍データの閲覧・管理に便利な「Moon+ Reader Pro」も