てっぱんアプリ!
「Google Play Pass」は定額でアプリが使い放題、実用ツールもたくさん!
2022年5月6日 00:01
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
毎月一定額を支払えばアプリが使い放題になるサービス「Google Play Pass」が登場した。Appleデバイス向けのApp Storeで開始しているApple Arcadeに似たサービスだが、「Google Play Pass」はゲームだけでなく実用系のアプリも対象となっている。どんなアプリがあるのか、チェックしてみよう。
月額600円で広告非表示、フル機能のアプリ・ゲームが使い放題
「Google Play Pass」は、Google Playで配信されている有料のゲームやアプリの一部を、月額600円(年額5,400円)で使い放題になるサービス。ダウンロード自体が有料のアプリは無料で利用でき、広告の非表示や機能の有効化に追加料金が必要なものも、別途支払いなしで使えるというものだ。
2022年4月末から日本での提供を「順次」開始するとしており、ユーザー全員が使えるようになるのは少し時間がかかるかもしれない。Google Playを立ち上げて、画面右上のプロフィールアイコンをタップしたときに「Play Pass」が表示されていれば利用可能だ。
登録が完了すると、Google Playの左下に「Play Pass」のアイコンが表示され、ここから同サービス対象のゲームやアプリを閲覧していける。やはり多くがゲームではあるものの、一覧の中ほどにある「アプリのカテゴリ」で、ゲーム以外のアプリを探すことが可能だ。
Google Play Pass対象の実用ツールにはどんなものがある?
Google Play Passのラインアップのなかには、仕事に使えるアプリもちろんある。たとえば「ツール」カテゴリーには、自動化ツールの「Tasker」(通常380円)や、Windows/macOS/Linuxのパソコンをスマートフォンからリモート操作可能な「Unified Remote Full」(通常550円)がある。「仕事効率化」カテゴリーには、パスワードマネージャー系のアプリやスケジュール管理ツール、テキストエディターなどが多数用意されている。
また、「写真」カテゴリーには「カメラZOOM FX Premium」(通常520円)のような高機能のカメラ・写真加工アプリがあり、「書籍&参考書」カテゴリーでは電子書籍の読書に便利な「Moon+ Reader Pro」(通常720円)も見つかる。いずれもユーザーからの評価やダウンロード数が一定以上あり、普段の仕事はもちろんプライベートにも役立てられるものばかり。
これらのアプリが使い放題なうえ、息抜きしたいときには豊富なゲームも遊べること、さらには1人がGoogle Play Passに登録していれば、家族など最大5人の「ファミリー メンバー」も同じようにサービスを利用できることを考えると、月額600円の価値は十分にありそうだ。