てっぱんアプリ!
165円から借りられるモバイルバッテリー「ChargeSPOT」を試してみた。充電忘れ、災害時にも
2021年4月16日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: ChargeSPOT
開発者: INFORICH, Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 以降、Android 4.4 以上
カテゴリ: ライフ
スマートフォンをうっかり充電し忘れて、残量が少ないときに限って人との待ち合わせが……。そんなときに便利なのがモバイルバッテリーレンタルサービスの「ChargeSPOT」だ。どこで、どんな風に使えるのか、いざというときのためにチェックしておこう。
日本全国で、世界で利用可能なモバイルバッテリーレンタル
「ChargeSPOT」は、スマートフォンなどの充電に使えるモバイルバッテリーをレンタルできるサービス。専用アプリを通じて料金の支払いを含むレンタル手続きを行なえる。30分未満で返却するのであれば165円、30分以上48時間までなら330円という安価な値段で借りることが可能だ。
ChargeSPOTのステーションを設置している店舗は都心部だけでなく日本全国に広がっており、アジア圏や北米にも展開している。同一のアプリで、地域・国を問わず、ChargeSPOTのモバイルバッテリーをレンタルできるのも特徴となっている。
クレジットカードのほかキャリア決済、バーコード決済も使える
アプリではChargeSPOTのステーションがある施設を地図を見ながら調べることができる。利用可能な(貸し出し可能なモバイルバッテリーが存在するか、施設の営業時間内の)場合は青いアイコンで、そうでない場合はグレーのアイコンで表示されるので、利用したいときは近くにある施設まで足を運び、ステーションに掲示されているQRコードをアプリで読み取る。
その後、支払手続きを行うことになるが、支払いに利用できるのはクレジットカードのほか、d払い、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済、Paidy、PayPay、メルペイなど多彩。好きな支払い方法を選択したら、ステーションから指定のモバイルバッテリーを抜き取って、バッテリーに内蔵されているケーブルでスマートフォンなどを充電する。コネクタはMicro USBとType-C、Lightningの3種類で、今回試したarrows 5G F-51Aでは通常充電が可能だった。
別の場所にあるステーションに返却も可。災害時にも役立てたい
充電が終わったらステーションに戻すことになるが、返却は借りたところと同じステーションでも、別の施設にあるステーションでもOK。いわばレンタカーの乗り捨てのような利用の仕方もできるわけだ。安価に利用でき、かつ多くの場所にステーションがあるため、バッテリー残量が心もとないときには気軽に充電して気軽に返せるはず。
日常のバッテリー切れ防止以外に、災害時にも役に立ってくれるだろう。避難しなければならないとき、必ずしも避難所に充電できる設備があるとは限らない。ChargeSPOTのステーションがある場所を把握していれば、心に余裕を持って対処できるだろう。万一のときのためにも、少なくともアプリはインストールしておきたいところだ。