てっぱんアプリ!

撮影するだけで食事のカロリーが即座にわかる「カロリーママ」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: カロリーママ
開発者: 株式会社リンクアンドコミュニケーション
価格: 無料
対応OS: iOS 8.0 以降、Android 4.0 以上
カテゴリ: 健康・医療
ダウンロード: iOS Android

 AIによる画像認識機能をもつスマートフォンが増えてきた。被写体をAIで判断して最適な画質に調整するカメラ機能が多いが、なかにはHUAWEI Mate 20シリーズのように、食事にカメラを向けるだけでメニューを認識し、カロリー表示するものもある。他のスマートフォンでも似たような機能を実現できないだろうか、と思って見つけたアプリが「カロリーママ」だ。

食事を撮影するだけでカロリー計算して記録できるヘルスケアアプリ「カロリーママ」

テーブル上の食事メニュー全てを一括判定

 「カロリーママ」は、食事、運動、身体情報や体調をきめ細かく記録、管理できるヘルスケアアプリ。その日の食事や運動の内容を記録していくことで、摂取カロリーと消費カロリーの収支を、体重などの増減と合わせて振り返ることができる。AIが用いられているのは、食事を登録するときの画像認識部分だ。

 食事はその場で撮影するか、撮影済みの写真を読み込んで登録する。映り込んでいるメニュー全てを一括で認識し、1つ1つのメニュー名とカロリーを推測して表示。できるだけ真上から撮り、箸やスプーンなども一緒に写す、といった簡単な手順を守ることで、精度高く認識されるようになっている。追加で食べた分を後から個別に登録するのもOKだ。

その場で料理写真を撮るか、すでに撮影しておいた料理写真を使うことができる
できるだけ真上から、箸はスプーンなどと一緒に撮る
写真内のメニューを数秒で判定。ヨーグルト(実際は杏仁豆腐)以外、全て正解している
誤っているメニューは手動で候補を検索して登録

食事に応じたアドバイスを元にバランスの良い食生活

 メニュー名だけでなく料理の量も写真から自動で判断される。試したところでは、白米、ラーメン、サラダ、肉、漬物のほか、あらゆる料理をかなり正確に判定した。杏仁豆腐をヨーグルトとしたり、少なめのカロリーに判定される場合もあったが、そのときは手動で料理の種類や量を修正可能。1から料理の名前を入力する必要がなくなるだけで圧倒的に手間を減らすことができ、朝・昼・晩の食事全てを登録するのも苦にならない。

クッキー2枚も正しく判定。ただ、サイズをうまく認識できなかったのか、カロリーは商品パッケージに記載されている実際の数値より小さかった
ラーメンだけでなく、単なる水までしっかり認識
梅干しも、小さく切ったソーセージも正解

 また、登録した食事の内容に応じて、メッセージアプリ風の画面でマスコットキャラからのアドバイスを受けることもできる。その食事で不足しているビタミンを補うためのメニューを提示してくれたりするので、栄養バランスの良い食事を目指す人にもってこい。日々のエクササイズも合わせて登録して消費カロリーにも気を配り、健康的な生活を送るのに活用してほしい。

登録すると、その食事の内容に応じてアドバイス
さらに詳しいアドバイスを読む。不足しているビタミンを補う方法も提示
運動の記録もつけてカロリー管理。糖質量の目安も確認できる