てっぱんアプリ!

強力な検索とセキュリティ。マルチアカウント時代に最適なメールアプリ「LiteMail」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: LiteMail
開発者: Alpha Mail Apps
価格: 無料
対応OS: Android 4.4 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android

 仕事用やプライベート用など複数のメールアカウントを使い分けていると、大事なメールをどのアカウントで受信したのかわからず行方不明になってしまいがち。しかも重要なやりとりも多いのに、誰でも起動できてしまうセキュリティに手薄なメールアプリばかり。マルチアカウントが当たり前の今の時代にマッチした、安全・快適に使えるメールアプリが必要ではないだろうか。その有力な候補となりそうなのが「LiteMail」だ。

横断検索機能や指紋認証機能を備える「LiteMail」

アカウントの違いを意識せずにメール閲覧、送受信

 「LiteMail」は、GmailとMicrosoft アカウント(Hotmail、Outlookなど)のメールサービスに対応するメールアプリ。同一サービスの複数アカウントはもちろん、GmailとMicrosoft アカウントを連携して同時に利用することもできる。それら複数アカウントの受信メールをまとめた統合メールボックスが用意されているので、アカウントを切り替えることなく受信メールを閲覧可能。メール送信時も、プルダウンからアカウントを選ぶだけで送信元を決められる。

 Microsoft アカウントと連携した場合は、メールだけでなくスケジュールやアドレス帳のデータを参照、編集できるのも特徴。主要なビジネスツールを1つのアプリに集約して使えるようになる。また、メール一覧では左右フリックでそのメールに対する処理を実行する仕組みだ。Gmailなどと似た機能ではあるものの、アーカイブ、削除、既読・未読切り替えなど多数の機能をフリック操作に割り当てることができるのがポイント。好みの操作方法に変えて使いこなせるカスタマイズ性の高さも魅力だ。

GmailとMicrosoft アカウントのメールサービスに対応
一番上の「Unified Inbox」で全アカウントの受信メールを閲覧できる
スケジュール管理機能やアドレス帳機能もある

横断検索に加えて、指紋認証によるセキュアな起動にも対応

 注目したい機能の1つが、メールを横断検索できること。複数のアカウントで受信したメールに対してキーワード検索し、目的のメールを素早く見つけられるようになっている。これで、どのアカウントで受信したのか覚えていなかったとしても、とりあえず検索するだけで望みのものを得られるはずだ。

 セキュリティ機能も充実している。アプリ起動時にパスコード(PIN)の入力を求めるように設定でき、合わせて、指紋センサーを搭載している端末なら指紋認証で起動することが可能。万一スマートフォンを落としたり、置き忘れたりして、第三者が自分のスマートフォンを拾うようなことがあっても、メールの中身を見られる心配はまずなさそうだ。

細かく条件指定も可能な検索機能。複数アカウントの受信メールを対象に探せる
設定画面で「Passcode Lock」と「Fingerprint」にチェックを入れると、パスコード(PIN)や指紋認証でアプリを起動するようになる