スタパ齋藤の「スタパブログ」

 トートバッグをオーダーメイドしてからバンナイズづいている俺。毎月1~2度程度、週刊アスキーの広告記事の打ち合わせで、地獄編集者アカザーとバンナイズ社長&デザイナーの多田さんに会うんですけど、それが微妙にヤバい。

 というのは、社長だしデザイナーだけあって、多田さんは自社バンナイズ製品を知り尽くしている。そして「こんなのもあるんですよ」と良さゲな製品を毎度多々見せてくれるのだ。すなわち知らなければ良かっためくるめくバンナイズ製品の世界♪

 でも知っちゃったのであり、またモバイル系に便利そうなモノが多い。欲しさ急上昇。そして帰宅後、バンナイズの通販サイトでアレコレとポチッてしまうのである。毎回ポチるので赤字気味。

 で、ポチッとするとき、ツイデにポチッてしまいがちな製品がある。「バッグ用ストラップ」という、帆布のヒモの両端にナスカンやオーリングが付いている汎用ストラップですな。色がカワイイし素材感もイイしで、つい買ってしまうのであった。

 またコレ、何かと便利。常用しているのは両端がナスカンのタイプで、長いタイプ(32cm)と短いタイプ(21cm)を何本か。

 たとえばナスカンの片側をバッグに、片側には鍵束を、みたいな使い方。両側がナスカンなので、バッグにリングがあればそこに掛けられるし、リングがない場合でもナスカンをストラップに掛けて輪を作ればバッグの取っ手に付けられたりする。フツーの汎用ストラップ的な使い方ですな。

 ナスカンの大きさも汎用に向く。金属製の小型ナスカンだが、ほどよく小さいので、たとえばケーブルをホールドするのに便利。USBケーブルを通せば、ナスカン部でUSBコネクタ部が止まるようになり、要はケーブルがスルッと抜けて落ちるようなことがなく、ケーブルがいつもナスカンにホールドされた状態となる。

 ので、バッグ内に何本かのケーブルを放り込んでおくようなときに便利。ナスカンにさえ通せば、そこにケーブルがいつもあるわけで、ケーブルがバッグ内で行方不明になることはナイのだ。コネクタが大きめのイヤホンなんかも、この方法で留めておける。

 こんな感じで、カワイイし、手触りイイし、かなり便利な「バッグ用ストラップ」。使えるアイテムなので、つい買っちゃうんであった。

 ただ、個人的には、長いタイプと短いタイプの中間の長さのものも欲しいナと思っていた。汎用的なストラップなので、長いタイプと短いタイプだけでも、組み合わせたりすればどうにかなるのだが、この中間の長さだと「ジャストでキマる用途」がけっこーあるのだ。1本でピッタリの長さだったら気持ちいいなあ、と。

 で、とくに他意はなく、毎月のバンナイズ多田さんらとの打ち合わせ時に言ってみた。「多田さんこのストラップの中間サイズってナイんですか? あったら買いたいんですけど」とか。そしたら「ああ、じゃあ作りますか」だって!!

 マジすか。思いつきで言っただけなのに~。とか思っていたら、ホントに中くらいのサイズが製品ラインナップに加わった。フットワークが軽いというか有言速攻実行というか、スゴいスピード感。ともあれ、さっそくその中くらいの長さのをポチってゆきたい。

バンナイズの「バッグ用ストラップ」各種。両端がナスカンのものを愛用している。カラバリは自粛中。全色をコンプリートしたくなってヤバいからだ。
バッグに鍵束を掛けたり、USBケーブルを留めておいたりできる。アイデア次第でアレコレ役立てられる「メタツール性」があって楽しかったりもする。
うかちゃんの首輪にもピッタリそうだけど試しちゃダメなのよ。ぼくの首輪にもピッタリそうだけど試しちゃダメなんです。ニャ。ニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。