スタパ齋藤のApple野郎

CIOのケーブルとホルダーで、俺のモバイル充電環境がズギャッと整った!!!

 昨年、2023年の11月に発売されたCIOのケーブルとホルダー。しなやかなシリコン被覆ケーブルと、カラビナ付きのUSB-Cケーブルホルダーだ。「あらコレいいかも!」と思って即座に注文したが、使ってみたらスゲくよかった。

 製品としては「CIO CtoC 0.15m シリコンケーブル」「CIO カラビナ付きケーブルホルダー」。価格は、ケーブルが1380円、ホルダーが550円。

CIOの「CIO CtoC 0.15m シリコンケーブル」と「CIO カラビナ付きケーブルホルダー」。ケーブルとホルダーは別売だが、セットで使うとこんなふうに便利そう。
カラーはブラックとホワイトとパープルがある。ケーブルの長さは0.15m/0.5m/1m/2mが用意されており、長さによってはピンクもある。

 USB-C/USB-Cケーブルのシリーズで、PD100W対応にて高速充電が可能。データ通信はUSB2.0対応で理論値では最大480Mbpsで通信できる。

 さておき、この15cmのケーブルとホルダーを使い始めたら、スゲ! 俺のモバイル充電環境が整った! 気持ち良く整ったゼ!!! ……ということは、これらCIO製品を使う前は整っていなかったと言えよう。

15cmのUSB-Cケーブルとホルダーで、ナニが整った?

 外出先でデバイスを充電するために、いつもでないが、たまにモバイルバッテリーとUSB-Cケーブルを持ち歩いている。ケーブルは充電専用の3股ケーブルで、モバイルバッテリーは細身のもの。「デバイスのバッテリーがもし予想外に消耗したら充電できるように」って感じで、ある種の緊急用充電セットだ。

モバイルバッテリーと3股ケーブル。絶対この組合せって感じではなく、場合によってはMagSafe対応モバイルバッテリーだけだったり、ケーブルがUSB-C/USB-Cだったり、そのときの必要に応じてって感じ。出張時などはもっと活用幅の広い電源・バッテリー・ケーブルとなったりする。ただ、なんだかんだで3股ケーブルは持ち歩きがち。

 バッグの中に↑こんなバッテリーとケーブルを入れて出かけるわけだが、アリガチなのはケーブルがバッグ内で行方不明になること。探ればすぐ出てくる程度の軽い行方不明で、たいていバッグの底にある。

 バッグの底に潜りがちな3股ケーブルってわけだが、そのためか、3股ケーブルは接触不良を起こしがち。たーぶーんー、バッグ底部にたまったりしているホコリとかそーゆーのがケーブルの端子に付着してるんでしょうな。まあでも端子をデバイスに挿すときに、しっかり挿すようにすれば大丈夫なレベルの接触不良ではある。

 あと3股のケーブル、短くはあるが、3股部分が文字通り3本のケーブルになっている。そして現在では3ケーブルのうちほとんどUSB-Cしか使わなくなっている。短いUSB-Cケーブルを携帯したほうがいいよなー、とか思ってはいた。

 そこに現れたのがCIOの短いUSB-Cケーブルとカラビナ付きのUSB-Cケーブルホルダー。「あっUSB-Cの15cmだ、充電にちょうどいい長さかも」「ケーブルホルダーは端子キャップにもなってるのか、ホコリなどによる接触不良が起きにくそう」というわけで購入。

ケーブルはシリコン被覆で非常にしなやか。
ケーブルホルダー側にはUSB-C凸端子を挿せる穴が2つ。USB-C端子を挿すとけっこーしっかりとホールドしてくれる。カラビナは金属製で外すこともできる。
モバイルバッテリー側に取っ掛かりがあれば、こんなふうにまとまる。
こんなふうにまとめてもイイかも。

 てな感じで、モバイルバッテリーとケーブルの携行スタイル的に、ヒッジョーに好ましいカタチでまとまり整った! うわナニこのミニマリスト的な整いかた! CIOのケーブルとホルダーを買っただけなのに、俺のモバイル充電環境がズギャッと一変したゼ!!! というわけであった♪

すごいなビズリー……いや、このカラビナ付きケーブルホルダー!

 出先でのチョイ充電に、前出の15cmのしなやかなケーブルは便利。人によっては「15cmじゃ短すぎる!」って感じるかもしれないが、俺の用途にはピッタリである。でも価格が1380円なので、買い増しを若干ためらう感じ。

 一方のカラビナ付きケーブルホルダーだが、これは価格が550円なのに、スゲく役立つことがわかってきた。ヒッジョーにデキるコなのであった。

 やっべぇ、このカラビナ付きケーブルホルダー使うと、USB-C端子がある小さい機器がいろいろスッキリするゼ!!! まとまるゼ!!! 整うゼ!!!

 使うとどうなる? 使用例をザザザッと見ていこう。

こちらは小型のUSB-Cカードリーダーと、細身のUSB-C SSD。
ケーブルホルダーにセーット!!! イイ感じで収まり、まとまった。
USB-A接続のフラッシュメモリーとUSB-A接続のSSD。これにUSB-A/USB-C変換アダプターを使って……。
ケーブルホルダーにセーット!!! ちょっと大きめになったが、そこそこまとまった。
USB-A/USB-C変換アダプターと、USB-CのL字変換アダプター。
ケーブルホルダーにセーット!!! こういう小さいUSB-C系部品の紛失防止にも使える。

 といった感じで、USB-C凸端子を持つ小型の機器×2個を手軽&コンパクトにまとめられる。ホルダー側は、前述のとおり「けっこーしっかりUSB端子をホールド」してくれるので、不意に機器が外れてしまうという心配も少ない。

 ただ、このカラビナ付きホルダーは、たぶんバックパックとかそーゆーバッグの外側にケーブルもつるすというカジュアルさをもってして使うのだと思う。その場合、上のような機器をつるすのはちょっと不安ですな。

 また、短くないケーブルをホルダーにセットして、バッグの外側などにつるすのも不安。引っ掛けてケーブルだけ紛失するという心配もある。

 だが、じつはホルダーからケーブルが抜けるのを防止するちょっとした方法がある。それは前出のシリコンケーブルに付属していた「ケーブルをまとめるためのラバーバンド」を使う方法だ。写真でご紹介。

前出のCIO製シリコン被覆ケーブルには、シリコン素材っぽいケーブルバンドが付属していた。
ケーブルバンドをケーブルに装着。
その状態でホルダーにセーット!!!
ケーブルバンドの片端をカラビナに通せば、バンドを使ったケーブル脱落防止策となる。まあ強く引っ張っちゃったら外れるかもしれないが。

 てな感じで、ミョーに役立ちまくる「CIO カラビナ付きケーブルホルダー」。今後は世の中がUSB-C端子だらけになるので、もしかしたらこういうUSB-Cケーブルホルダーがさらに活躍するかもしれない!!! このホルダー買い増しちゃおうかニャ! ともあれ、CIOのケーブルもホルダーも、どちらもツカエるアイテムなので、興味があればぜひチェックしてみてほしいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。