スタパ齋藤のApple野郎

インスタで流れてきた撮影グッズ「カメラスタンドプレート」を購入、MagSafe化にもトライ!

 インスタグラムを見ていたら、むむむッ!!! と興味を惹く撮影グッズ情報が流れてきた。CSPの「カメラスタンドプレート」という商品で、三脚代わりになるというプレートだ。↓こんなの(画像はcs_plateのインスタグラムより抜粋)。

あっ! なるほど! そのテがあったか! なお現在売られているプレートは改良が加えられ、材質も変更されており、写真のものとは若干異なる。
スマートフォンサイズで軽量。
こんなふうに地面に置いて……。
長時間露光の夜景撮影をしてもブレないらしい! そりゃそうかも!
プレートが置けるスペースがあれば使える!
そういう小さい平面よくあるアルある〜!
そういう状況もよくあるー!
ミニサイズもあるらしい!

 というわけで速攻で購入。Amazonにて売られていて、標準サイズの「CSP201 カメラスタンドプレート」が3800円、ミニサイズの「CSP202 カメラスタンドプレート S」が2900円。

左から、標準サイズCSP201とミニサイズCSP202。標準サイズCSP201の大きさは142×70×9mm、重さ138。ミニサイズCSP202の大きさは91×55×9mm、重さ80g。アルミ製。三脚ネジ周囲に滑り止めラバーが貼られている。
裏面。軽量化のために外周以外は肉薄になっており、四隅に滑り止めラバーがある。

 さっそく使ってみたらアラ便利! 併用する雲台にもよるが、ミニサイズのほーでも大きめ重めミラーレスカメラが安定したりする。長いレンズだと無理だが、標準ズームレンズあたりなら大丈夫。もちろんコンパクトデジタルカメラならさらに大丈夫。単なるプレートながら「これマジで三脚不要のシチュエーションが増えるかも!」と思った。

スマートフォン用に好適だと思うのダ!!!

 CSP「カメラスタンドプレート」について、初見で「イイかも!」と思ったのは三脚不要になるという点であるが、続いて「イイかも!」と思ったのは「スマートフォンホルダーと組み合わせるとコンパクトな撮影機材として役立つかも」ということ。さっそく実践してみたら、非常にイイのであった。

ミニサイズCSP202と手持ちのスマートフォンホルダーを組み合わせることにした。
合体。このスマートフォンホルダーの底部の三脚ネジ穴は少し左にズレているので、こんなふうな状態になった。
iPhone 15 Pro Maxをセット。バッチリ安定している。
横位置。スマートフォンの下部をホールドさせているのは、超広角撮影時もホルダーなどが写り込まないように。この状態でもしっかり安定している。
ちなみにこのスマートフォンホルダー、回転する部分の角度が変わるので、スマートフォンを上向きや下向きにして撮影することができる。こういうホルダーはけっこうレアなので、通常はミニ自由雲台とスマートフォンホルダーを組み合わせてプレートにセットすることになると思う。
使用時以外はプレートとホルダーをバラして携帯することになると思う。ミニ三脚+ホルダーとかよりずっとコンパクトかも!

 面で支える感覚のCSP「カメラスタンドプレート」。カメラでもスマートフォンでも実用的な三脚代わりのカメラ固定機材となる。かなりイイ。絶対壊れない感じのシンプルさがいい。でも落としてなくしそうなので、ストラップとかをつないで使ってゆきたいッ!!!

CSP「カメラスタンドプレート」をMagSafe化してゆくッ!!!

 前出のような方法でCSP「カメラスタンドプレート」を使うと、使用時に一手間二手間かかる。プレートとスマートフォンホルダーを合体させ、スマートフォンホルダーでスマートフォンをクランプする必要があるからだ。

 その一手間を減らすべく、まずはスマートフォンホルダーをMagSafe対応にしてみた。そのために使ったのは、Ulanzi「Magsafeスタンド」。Amazonで3380円で買った卓上MagSafeスタンドだが、ベースとスタンド軸を結ぶ部分が、なんと三脚ネジと同じサイズのネジ・ネジ穴なのだ。しかもMagSafe部分は全方向に自由度の高い動きをし、自由雲台のように機能する。

MagSafe部分が上下左右にかなりの範囲で動く。台座から外せば、アームとMagSafe部分を三脚などに取り付けて使うこともできる。※画像はAmazon商品ページより抜粋。

 Ulanzi「Magsafeスタンド」は、アームから上の部分をミニ三脚と組み合わせて使おう! と思って買ったのだが、ミニ三脚と組み合わせる前にまさかプレートと組み合わせるとは! ともあれ、どんなふうになったのかをご覧いただきたい。

Ulanzi「Magsafeスタンド」は、スタンドの台座を取り外すと、アーム底部に三脚ネジ穴が現れる。プレートの三脚ネジで容易に固定できる。
合体。バランスがいい。
縦位置。角度にもよるが超広角にしても写り込みはない。
横位置。
自由に動くMagSafe部分。自由雲台のような感覚で使えて、スマートフォンのカメラを自由な方向に向けられる。プレートとMagSafeアームを分離すれば携帯性も上々。

 じつは、Ulanzi「Magsafeスタンド」を本来のカタチで使っても、プレートとMagSafeアームを組み合わせて使ったときに近い利便がある。また、Ulanzi「Magsafeスタンド」はアームと台座の着脱がわりと容易。プレートとMagSafeアームの着脱と同じ手間だ。

 じゃあ最初からUlanzi「Magsafeスタンド」をMagSafe三脚的に使えば? ですよね。おっしゃるとおり。なのだが、この先もうちょっとこの機材が進化するので、もう少々お付き合いを!

 ナニが進化したのかというと、プレートとMagSafeアームの着脱が非常にラクになった。アルカスイス互換クランプ・プレートを追加したからだ。

使ったのはミニサイズCSP202プレート、Ulanzi「Magsafeスタンド」のMagSafeアーム、小型のアルカスイス互換クランプ・プレート。使ったアルカスイス互換クランプ・プレートは、SUNWAYFOTOの「DDC-26」と「PT-26」。
プレートにアルカスイス互換クランプをセットし、MagSafeアーム下部にアルカスイス互換プレートを装着。
両方のパーツは手間ほとんどナシで着脱できる。あ〜ら便利!
スマートフォンはMagSafeで着脱。あ〜らお手軽!
携帯時はバラす。それでもコンパクトに持ち歩ける。

 うーん便利。これまでさんざんやってきたミニ三脚のMagSafe化より、ずーっとシンプルでコンパクトかもしれない。撮影機材としてだけではなく、室内では実用的なスマートフォンスタンドになる。非常にイイかもしれない。興味のある方は、ぜひお試しあれ!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。