スタパ齋藤のApple野郎
マグネット内蔵のスマホグリップ「Anker 620 MagGo Phone Grip」でiPhoneを吸着させまくる!
2023年11月2日 00:00
2023年6月頃に発売されたAnkerの「Anker 620 MagGo Phone Grip」。MagSafe対応のスマートフォングリップで、メーカー価格2990円。
ふぅーん、そんなのが出たんだ。と、発売当時に思ったが、それだけ。あーんまり興味はなかった。
なのだが、最近になって「もしかしてあのAnkerのスマートフォングリップ、便利なのでは?」と思うように。というのは、拙宅にてスチール製の家具や家電が増えつつあるからだ。スチール家具がスマートフォン置き場になる?
ともあれ買って使ってみたら非常に便利なのであった。なにしろスチール面にスマートフォンが吸着しまくり! なのである。
磁性のある金属にMagSafe対応iPhone(やMagSafe対応ケースに入れたスマートフォン)を吸着させるにはAnker 620 MagGo Phone Gripがいちばんいいのでは? と思うほどだ。
あらまあ、簡単。マグネットを内蔵したバンドの吸着スタイルにより、さまざまな使い方を模索できるあたりも楽しい。壁面内部がスチールの浴室でも使えるだろう。ありそうでなかったMagSafeアイテムかもしれない。
ちなみにAnker 620 MagGo Phone Gripは全体的にシリコーンのような滑りにくい素材でできている。「こんな細いスチールにも着く?」と思える場所でも、強めの磁力と本体の滑りにくさでかなり安定して吸着する。
リング状にすれば非磁性のポールなどにも固定できる
Anker 620 MagGo Phone Gripのバンド部分を互いに吸着させると指を通せるスマートフォングリップになる、という件は前述のとおり。このバンド部のリング化は、指を通す以外の機能性もある。
具体的には木やプラスチックのポールにスマートフォンを固定できる。あるいはバッグのハンドルにセットしてAnker 620 MagGo Phone Grip自体を携行できる。
それから、リング状にすると、一応って感じではあるが、スマートフォンスタンドにもなる。スタンドの脚自体が柔軟な樹脂リングなので画面操作をするとグラグラするが。
といった感じで使えるAnker 620 MagGo Phone Grip。俺的には非常に便利だと感じている。
ただ、ちょっと残念な点もある。マグネット内蔵バンド部分が短いのだ。いや現在の長さでもしっかり役立つが、さらに長ければ、もっと太い棒状のものにセットしたり、スチール面上での画面向きなどをさらに柔軟に設定できたり、あと腕に巻いてMagSafe対応リストバンドにできるのになー、と。
ともあれ、ほかにはなかなかないMagSafeアイテムだ。Anker 620 MagGo Phone Gripにしかない利便があったりもするので、興味のある方はジックリとチェックしてみてほしい。