スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
スマホホルダーの「17mmボールジョイント」が超便利! 車載も自転車もパーツ交換で自由自在ッ!!
2026年9月14日 00:00
今回はスマートフォンをクルマのダッシュボードなどにマウントするためのモノについて。具体的には、意外に知られていない「17mmボールジョイント」の話を。
結論から言ってしまうと、↑こーゆーよーな「スマートフォンをクルマのダッシュボード付近や自転車やバイクのハンドルとかに固定するためのホルダー類」の多くは、主要パーツに互換性がある。
関節部のボールの直径が約17mmと……決まっているわけではないもののすっかりデファクトスタンダード(事実上の標準規格)になっているからだ。
なので「関節部がボールタイプのスマートフォンホルダー」は、非常に多くの場合、別製品の台座に好みのマウントを装着できたり、アーム部分だけ別のものに交換したりできる。
また、後述するが、現在では17mmボール対応の多種多様なパーツが大量&安価に市場に出回っている。ので、自由にパーツを選んでオリジナルのマウントを構成することもできる。
もちろん、関節部がボール機構であっても、まったく独自の機構となっている製品もある。そういう製品とは「17mmボール対応での互換性」がない。
写真のようなスマートフォンホルダーって2000円とか3000円とか4000円とかするじゃないスか。でも、「使ってみたらアームが微妙に短かい」みたいなことがあるじゃないスか。で、「じゃあしょうがないから今使ってるのやめて新しいの買うか」とかなりがちじゃないスか。
でも17mmボール採用のホルダーとかを買っていれば、あとから必要なパーツだけ買い足すことで、スマートフォンホルダーを自由にカスタマイズできるというわけだ。
また17mmボールは前述のとおりデファクトスタンダードとなっていつつ、ここ数年で激しい価格競争が繰り返されつつ品質もアップしている(というか多くの粗悪品が淘汰された)ので、現在は「17mmボールジョイント関連品を安く安心して買える状況」になっている。
余談だが、17mmボール(17mmボールジョイント)がデファクトスタンダードになったきっかけは、スマートフォンが流行り出す少し前のPND(ポータブルナビゲーションデバイス)全盛期にあった。
カーナビとして使える携帯対応のナビゲーションマップが「埋め込み型カーナビより全然安いし性能もけっこういい」ということで広く普及した。そのなかにGarminのPND「nuviシリーズ」という世界的ヒット製品があり、それに17mmボールジョイントが使われていた。
これに対応するアフターパーツとして17mmボール対応の各種パーツが発売され始め、似たような製品も「Garminと同じ17mmボールを使ったホルダー」を出し始めたりして、17mmボールが標準規格として定着したのであった。
ただ、そういうパーツが豊富に供給され始めたのはコロナ禍前後だと思われる。PND時代はアフターパーツとして「ガーミン用の17mmボールジョイント」があっても、現在よりずっと高価だったという記憶がある。種類が増えて価格が下がったのは6~7年前くらいのような気がする。それ以前にAliExpress(アリエクスプレス/アリエク)で売られ始めて、その後にAmazonでも、みたいな?
余談が過ぎた。では以降、具体的にどんなパーツがあるのかをご紹介。
貼り付けタイプからエアコン吹き出し口用、自転車・バイク用まであるベースパーツ
17mmボールに対応したスマートフォンホルダーなどは、基本的にはRAMマウントと同じようなパーツ構成となる。ザックリとしたイメージは以下のとおり。
基本的には、台座部となるベースパーツがあり、必要に応じて追加するアームパーツがあり、その先にスマートフォンなどを保持するホルダーパーツがある。だが、保証された標準規格ではなくデファクトスタンダードなので、パーツの組み合わせが難しいケースや「締めても関節が緩い?」みたいなコトも(たま?に)ある。
ともあれ、17mmボールジョイント対応パーツで、まず台座となるベースパーツ部分から。なお、Amazonとかで「17mm ボールマウント ベース」などをキーワードで検索すれば、この記事よりずーっと多い種類をすぐ見られる(他のパーツも同様)。
こういったパーツがあるので、「あっ! 車載ホルダーの根元が折れた!」みたいな場合でもベースパーツやアームだけ交換できる。また17mmボールジョイント対応の金属製パーツも多くあるので「メタルアームにして耐久性を上げる」ということも容易だ。
またこの記事中には単体パーツとして出てこないが、スマートフォンを保持する「ホルダー部のみ」のパーツもけっこう豊富。なので「あーもーこのホルダーの保持力弱い?」みたいな場合でも、ホルダーだけ交換するという選択肢が現実的であり、出費を抑えられる。
安いのからカッコイイのまでイロイロあるアームパーツ
続いてアームパーツ。スマートフォンホルダーの場合は調節や曲げ伸ばしなど「何度も動かすパーツ」なので、アーム部は劣化も早め。以下のようなパーツを使えば、スマートフォンホルダー製品の「アーム部分がダメになってきた」という場合、より頑丈そうなものに交換したりできる。「アームの長さが……」という場合でも最適な長さのアームを選べて便利だ。
既存のスマートフォンホルダーのMagSafe化も楽勝!
スマートフォンホルダー部は、前述のようにけっこうイロイロと単品で売られている。だが「ホルダー部に独自のクッションを搭載してカメラを保護」みたいな高機能品はあまりなくて、クリップタイプの簡素なものとかが多い印象。他方でMagSafe対応品がけっこう充実していて、俺的には17mmボールジョイント対応のMagSafeホルダーがオススメ。
検索するとすぐわかるが、Amazonとかでは17mmボール・MagSafe対応のパーツの多くが1000円以下。ソレに数百円のアームとベース、もしくはベースだけを加えれば、簡単にMagSafe対応車載スマートフォンホルダーが完成。うまくすると1000円未満! やっす! イイっスね~♪
また、ちょっと値段が上がって2000円前後になるが、17mmボール対応の「充電対応MagSafeホルダー」パーツもある。さすがに「QI2.2 25W対応・17mmボール対応」という品は見たことがないが、探すと存在するかもしれない。
なお、17mmボールジョイント対応の細々した部品的なパーツも多々ある。用途によっては「コレだ! こういうのを探していた!」となるかもしれないので、ちょっとご紹介。
といった感じで、夢広がる感じの17mmボールジョイント対応パーツ群。スマートフォンホルダーなどを物色していて「この部分がこうだったら買うのに~」みたいな場合はパーツをひとつ追加するだけで満足度の高いスマートフォンホルダーが手に入るかもしれない。
また、全パーツをお気に入りだけで構成した「ぼくがかんがえたさいきょうホルダー」を構成するのも楽しい。買いやすい価格で種類も充実している17mmボールジョイントパーツ群なので、興味があればゼヒ!























