スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
Leofotoのミニ三脚がーッ!!! 好き過ぎるーッ!!! スマートフォンとの相性も◎
2021年4月26日 06:00
俺史上最高のミニ三脚、Leofoto「MT-03+LH-25」
数ヶ月前に「これ良さそう」と思ってポチッと購入したLeofoto(レオフォト)のミニ三脚「MT-03+LH-25」。使ってみたらヒッジョーに良く、スマートフォンと組み合わせてもジョリーグッドであったので、ガッツリご紹介してゆきたい!!!
アルミニウム製のミニ三脚だが、俺史上最も好きっていうか超絶ラヴ級に惚れ込んでしまった。スゲ〜く気に入っている。気に入り過ぎて、毎日のように触ったり使ったりイジったりしている。
イイのは、まず十分な強度があること。強度がありつつ精度もある。ガタなどが非常に少なく動きもスムーズ。そして後述するが機能性も高くて汎用性に優れている。
そして触り心地もイイ。主なパーツはアルミニウム製だが、工作精度が高く、バリなんか全然なく、細部の仕上げもキレイ。手にしてイジっていて楽しいし心地よい。
触り心地が良く、作りもバッチリで、頑丈だけどコンパクトで実用性も高い。こーゆーミニ三脚はなかなかナイ。やはり、もうひとつ、予備として買うしか!!! などと、つい思ってしまう。
さておき、俺の場合、けっこうなミニ三脚好きで、いろいろなミニ三脚を持っている。が、このミニ三脚の登場で、手持ちの全てのミニ三脚の霞んでしまった。歴史あるブランド品ミニ三脚を除き、全部処分しようかナと思っており、「処分する代わりにまたLeofotoのミニ三脚買っちゃお〜っ♪」などとも思っている。
いや〜このミニ三脚、かなり「一生モノ度」が高いんじゃないスかねぇ〜。使い始めてまだ半年経たないが、とりわけ机上での活躍度が半端ないんスよ。スマートフォン用三脚として使いやすいし、重めミラーレスカメラも楽勝で支えちゃうし、あとパーツを追加してWebカメラスタンドとしても実用的。ガンガン使っても緩むとか壊れるって感じもしない。超ツカエる逸品。てなわけで以降、このミニ三脚についてレビューしてゆきたい!!!
謎の価格設定
Leofotoミニ三脚「MT-03+LH-25」は、ちょっと前述したが、ミニ三脚と自由雲台のセット品である。具体的には、ミニ三脚「MT-03」と自由雲台「LH-25+PU-25」をセットにしつつ専用ケースを追加した製品。
で、購入時に「謎」と感じたのが、その価格設定。上記セット品のメーカー価格が1万8500円(税別、メーカーWebサイト表記に拠る。以下同)である。一方、ミニ三脚「MT-03」単体のメーカー価格は1万2000円で、自由雲台「LH-25+PU-25」単体のメーカー価格は1万8000円。ミニ三脚と自由雲台を個別に買うと3万円。セットで買うと1万8500円。
いやソレ絶対セットで買うし。てゅーか「絶対セットで買ってネ♪」とかいうメーカーからのメッセージなのであろうか? よくわからない価格設定なのであった。
ちなみに、俺が購入した時の(セット品の)価格は1万1000円くらい。もちろん国内代理店の保証書が付いた品で、並行輸入品ではない。だが先ほど調べたところ、現在は並行輸入品で1万6000円程度、国内代理店の正規品で1万8000円前後になっているようだ。実質的に値上げになった?
製品を使ってみてのコストパフォーマンス的な感触は、俺が買った1万1000円くらいの価格なら「安っ!!!」という印象である。が、これが1万8000円前後となると「妥当だが、やや強い動機がないなら手を出しづらい」という印象になる。
どういうミニ三脚なのか?
Leofoto「MT-03+LH-25」は、どんなミニ三脚なのか? 以下、写真と説明文で見ていこう。
といった感じで、シンプルながらもツボを押さえた作りのミニ三脚だ。工作精度が高く、三脚部も雲台部もシッカリしている。
使いみちイロイロ
Leofoto「MT-03+LH-25」は汎用性の高いミニ三脚で、用途次第アイデア次第で様々に活用できる。例えばスマートフォンホルダーを装着して、スマートフォン撮影用三脚に。あるいはGoProやデジカメなどをセットして、撮影用のハンドグリップとして。
それから、脚部にはアクセサリーを取り付けられる三脚ネジ穴(1/4-20UNC)がある。ここにマジックアームなどを装着して三脚の機能性を高めることができる。使い方によっては、「普通ならもうひとつ三脚が要る」という場合でも、三脚を追加する必要がなくなることもある。
やや細かい機能性だが、脚部の関節部の「動きの硬さ」を比較的に容易に調節できるのも実用的。
付属の六角レンチを使い三脚関節部の動きを軽くしたり、逆に重めにしたりできる。用途に応じて使用感を最適化していけるというわけだ。
こんな感じで幅広く利用できるミニ三脚ことLeofoto「MT-03+LH-25」。サイズがサイズなので、大きめのカメラを乗せるなどすれば当然不安定になる。ということで、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラ、軽めのミラーレスカメラ向けではある。
が、開脚やカメラセット位置を見極めれば、大きめ重めのカメラでの使用も現実的だ。常に携帯できるサイズなので、卓上三脚としてスローシャッターを切ったり、あるいは低い位置からの撮影に使う三脚として便利。
レンズ部がやや重めのカメラ一式なので、三脚の高さやカメラセット位置を意識して使う必要がある。が、適切な位置にセットすれば十分な安定感が得られる。
写真を撮るのが好きなら、340gという重さも苦にならず常時携帯できると思う。こういう汎用性がありつつ安定感も十分にある三脚を「いつでも使える」となれば、三脚ナシだと無理な長時間露光とか、タイムラプス撮影とか、集合写真とか、あるいはちょっと凝った自撮りとか、撮影幅がグッと広がる。まあ、あまり高い位置からの撮影はできづらいといった制限はあるが、実用性においてかなりオススメできるミニ三脚なので、ぜひジックリとチェックしてみてほしい。