スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

話題の2画面スマホ「LG G8X ThinQ」が超ツカエる!
2020年1月6日 11:05
2つのアプリを併用できるポートフォリオ型スマートフォン
あけましておめでとうございます!! 今年もよろしくお願いいたします。そして今年のケータイ Watch筆者記事では軽く文体を変えてみるので、それもよろしくお願いしてゆきたいッ!!
で、2020年一発目のネタは、ソフトバンクのLGエレクトロニクス製Android端末「LG G8X ThinQ」(公式サイト)。去年から非常に強い興味を抱きまくっていたので、この年末年始にお借りして試用してみた。ちなみに、LG G8X ThinQは「エルジー ジーエイトエックス シンキュー」と読む。
軽く変態な感じのスマホですな。そして俺はナゼ、この端末に強い興味が?
俺の場合、昨年はミョーに「知らない土地に出張」するケースが多く、そこでスマートフォンでマップや路線図を多々参照した。乗換案内系アプリで乗るべき電車路線を調べたり、マップアプリで目的地までの徒歩ルートを見たり、同時にメッセンジャー系アプリで「スイマセン逆方向に歩いちゃって10分くらい遅れそうですゴメンナサイ!!」とか連絡を取ったり。さらには移動中にアプリで特急券を買ったり、店舗などの検索を行ったりも。
上記のようなコトをそれぞれ気に入ったアプリで行うため、行動中にアプリの切り替えが頻発しがち。また初めて訪れる場所や初めて通る道でありつつ約束の時間があったりもするので、ヒジョーに焦ったりしがち。焦ってアプリを切り替えまくっている時に限って操作ミスが出たりして、悪い汗が出つつ心拍が高まるのであった。すなわちテンパりキョドり移動する俺。
そして、「やっぱり地図は地図で、乗換案内は乗換案内で、個別の画面で並行して見られるのがいいんだよな~」と痛感。じゃあスマホ2台持ちで!!
って実際やってみたら全然ダメですな2台持って2つの画面を見るとかって。両方片手持ちで片手操作なので曲芸みたいな状態になり、周囲の人から「……(何あのスマホマニア、キモっ)」的な視線を浴びる結果に。
そんなところへ降臨したLG G8X ThinQ。2画面使えるのか。各画面で個別のアプリを使えるのか。……これ超イイんじゃね? というわけでLG G8X ThinQを試用してみたというハコビ。
で、使ってみた結果から言うと、俺的用途においてヒッジョーに素晴らしくグレイトな端末であって現在購入をマジ考え中なのであった。ともあれ以降、LG G8X ThinQの使用感についてレビューしてみたい。
どんなふうな2画面スマホなの?
2画面スマホ的な端末はこれまでにもあったし、タブレットに2つのアプリを同時に表示するという方法もある。のだが「2画面はいいんだけどさぁ~なんで携帯時に2画面が外にむき出し?」とか「必要な時は広げられる折りたたみタブレットか……えっ何この価格!!」といった、俺でも受け入れにくい高変態度端末ばかりという印象があった。
一方、LG G8X ThinQはわかりやすくシンプルな方法で2画面を使えるようにしている。多くの人が「ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので」と言いそうな構造と機能性、そしてコストパフォーマンスを備えている。
どんなふうに? 写真と説明文で見ていこう。
本体&ケースの構造はこんな感じ。ケースの脱着も容易で好印象でありつつ、閉じればスリープで開けば起動したりもして、非常にスムーズに使える。
って言うか!! なんかもう第2の画面の機能性や活用スタイルまでビシッとキマってて、しかもケース(つまり画面)の脱着が可能でケースを外せば薄型大画面スマホとしても使えて、すげぇ!! ヤベぇ!! 完璧じゃんこのデザイン!! とか思っちまいました。今後の2画面スマホのスタンダードスタイルになるのかも!?
「コレをヤリたかった」が完璧にデキて驚愕!!
さ~て、2画面を使ってやりたかったことを試すゼ!! そしていろいろ試した結果を、写真と説明文でお伝えしてゆきたい!!
やべぇ!! 「これができるな」「これもできそう」というアイデア各種が、けっこー高いレベルで実現できた!! 2つの画面で個別の情報を扱えるという点で、もーこれまでにない利便性を強烈に感じるんですがっ!! LG G8X ThinQ超絶欲しくなったんですけどっ!!
ただ、いつも2画面が必要ってわけではないので、1画面だけで使う場合はケースを着けておくと「重い端末」になっちゃいますな。また、ケース側の画面の電源はLG G8X ThinQ本体から取っているので、2画面状態で長く使うと、電池がけっこー速く減っていく感じ。
……と、LG G8X ThinQ超絶欲しい熱を抑えるべく、重いとか電池減るとか難癖つけてみたものの、俺の場合は重さなんか全然気にならないし大容量モバイルバッテリー携帯派だして、上記のような問題はまったく些細と言えよう。また、調べてみたら、上記ワイドモードをChrome以外のアプリでも使えるようにする技やアプリもあるそうで、んむ~やはりLG G8X ThinQが激欲しい!!
てゅーかLG G8X ThinQって、けっこう激安感がある端末なんスよね~。Snapdragon 855のハイエンド機だし、おサイフケータイ使えてフルセグチューナとかも載っててガッツリ日本市場向けだし、上記のような2画面の実用性があって、ソフトバンクオンラインショップ税込価格は5万5440円。ディスプレイ内蔵ケース「LGデュアルスクリーン」付きで、である。ヤバくないスかこの端末のコストパフォーマンス。
2020年の新春初買いはLG G8X ThinQって気がしている俺なのであった。とりあえず原稿書き終えたので、ソフトバンクショップに行ってこようかナ~と考えているのであった。