スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

「Apple Watch Series 2」用アクセサリー各種

「Apple Watch Series 2」用アクセサリー各種

 10月末からApple Payが日本国内でサービス開始(本連載の関連記事)となり、若干持て余していた「Apple Watch Series 2」が急激に大活躍。単純に「腕時計=電子マネー」となってイロイロ便利化しただけなんですけど、その流れで「Apple Watch Series 2」用アクセサリーも鋭意試すようになりました。てなわけで今回は、実際に使った「Apple Watch Series 2」用アクセサリーについてアレコレ書いてみたいと思います。

左は最近発売になったApple Watch用ワイヤレス充電器を内蔵したモバイルバッテリーで、かな~り便利♪ 右はApple Watch用バンド各種ですが、非純正激安品なんかにも手を出してみました。
左はApple Watch用の耐衝撃プロテクターで、意外に軟弱(!?)なApple Watchをしっかり守ってくれます。右はある思いから集めてみた「Apple Watch ださカッコいい化アクセサリー」類です。これらでゴールデンApple Watchを実現してみました。

 なお、以下で扱う「Apple Watch Series 2」用アクセサリーは、モバイルバッテリーやバンドを除くとほとんど「Apple Watch Series 2」専用です。ほかのモデルには適合しなかったりもしますので、購入時はそのあたりの互換性に十分注意してください。

「これこれコレだよ!」な、モバイルバッテリー

 まずは、2016年12月9日に発売されたベルキン(belkin)の「Apple Watch+iPhone用Valet Charger Power Pack 6700mAh」(公式ページ)。汎用のモバイルバッテリーでありつつ、ケーブル不要でApple Watchを充電できるという製品です。ネット通販にて税込1万772円で購入しました。

容量6700mAhのモバイルバッテリーで、給電用USBポートのほかApple Watch用のマグネット式充電器(白い円形部分)を内蔵。サイズは約121×42×24mmで質量は約180gです。
充電ケーブルを使わずにApple Watchを充電できるほか、汎用のUSB充電器としても使用可能。Apple WatchとiPhoneを同時に充電することもできます。

 Apple Watch Series 2 の場合、ワタクシ的には時計機能と簡単な通知機能、それからSuicaを使っている程度なので、まあフツーに2日くらいは電池が保ちます。ので、Apple Watch用にモバイルバッテリーが必須! という感じではナイんですが、実際は「一応Apple Watch用充電ケーブルも持っていこうかな」というシーンも少なくありません。うっかり充電し忘れて出掛けるときとか、泊まりがけの出張のときとか。Apple Watch Series 2 が電池切れになるとSuicaが使えなくなっちゃいますしネ。

 ただ、その充電ケーブルが微妙。マグネット式の充電部分がゴロリとして邪魔。ホントに専用で、ほかの機器の充電には使えないので「いちいちケーブル持って出掛けるのが面倒」という印象がいつもつきまとっていました。

 そんなところへ、このモバイルバッテリー。汎用のモバイルバッテリーに、Apple Watch用マグネット式充電器が内蔵されている「だけ」ではありますが、上記の「いちいちケーブルを携帯する必要性」がゼロに♪ 実際に使ってみるとシッカリ便利で、細身なのでバッグ内にも収まりやすいです。

 まあでも、お値段的にはどうなんでしょうネ。前述のとおり税込1万772円で購入。バッテリー容量(6700mAh)としては「Apple Watchを最大8回、iPhoneを最大3回再充電できます」というコトですが、1万円あると10000mAhのモバイルバッテリーが4個くらい買えちゃいますな。純正のApple Watch磁気充電ケーブルは税別3200円。この純正ケーブルと10000mAhのモバイルバッテリーを買っても「お釣りがかなり来る」というお値段です。

 でもでもでも、実際使ってみると「あーも~いいですそういう細かい金額計算~」って気分になるくらい「コレ便利だし安心♪」って感じ。手のひらサイズのモバイルバッテリーにApple Watchを乗せるだけで充電できる手軽さスマートさは、「まあ高いけど許す」って気分にさせがち。

 ちなみに同様の機能を持ったモバイルバッテリー、ほかにも市販されているんですが、容量的にはこの製品が現在最大容量っぽいです。ブランド的にも少々安心感がありますし、容量的にも余裕アリ。Apple Watchのモバイル充電でモヤモヤしている方は、一度チェックしてみるとイイかもしれません。

ミラネーゼループがイイ! ……でも、激安品は?

 Apple Watch Series 2 では、バンドとして純正の「ミラネーゼループ」(製品ページ)を使っています。なんかコレ、一部の人に不評みたいですね。「体毛が挟まって痛い」とかで。ワタクシも使い始めはそうだったんですが、間もなくそれもなくなりました。一定の毛が抜けた後は挟まらなくなる?

 ともあれ現在もミラネーゼループを愛用中。微妙なフィット感調節も即座にでき、汗をかいてもすぐ乾く。汚れたら洗うことも可能。滑らかな肌触りもいいし、金属と繊維の中間のような見栄えは色々な服装にもマッチすると思います。メーカー価格は税別1万5800円で一瞬怯みますが、実用性や作りの良さ繊細さを実感すると「OK!」って気分になります。

Apple Watch Series 2 に純正バンド「ミラネーゼループ」を装着した様子。とてもキレイな作りの金属バンドで、微妙な締め・緩め加減の調節ができたり、汗が蒸発しやすかったりと、見栄えと機能性を兼ね備えたバンドだと感じます。税別1万5800円。

 良くできているわりには、そーんなに高くない。とは行ってもポンポンと予備を買うような安さってわけでもありません。ですが、Amazonあたりだと1000円台の「ミラネーゼループ」タイプバンドが多々売られています。純正品の1/10以下の価格って……怪しい感じはしますが、試しに買ってみました。

 買ったのは、JEDirectの「Metal Clasp for Apple Watch All Models 42mm」(Amazon.co.jpへのリンク)。税込1299円でした。安っ! もう1本、Pinhenの「42MM Milanese Gold」(Amazon.co.jpへのリンク)も。こちらは1999円。これも安いです。

 結論から言うと、JEDirect「Metal Clasp for Apple Watch All Models 42mm」は十分実用的で、コストパフォーマンスはヒッジョーに高いと感じられました。ただ、後者Pinhen「42MM Milanese Gold」は、Apple Watchとの接続部にガタがあったりして「使えないことはないが値段なりの品質」という印象。

JEDirectの「Metal Clasp for Apple Watch All Models 42mm」。ブラックを買いましたが、ガタもなく、細部の作りにも大きな問題はなく、快適に使えます。ただ、常時擦れる部分は塗装が色落ちしてきたりします。でもこの値段なら使い捨て感覚!?
Pinhenの「42MM Milanese Gold」。写真のように手前の金具がApple Watchとしっかり嵌合せず、緩めでズレたりもして、なんか外れそう。ゴールドの輝きもビミョーに鈍めだったりします。

 てな感じで、ゴールドのほーは全然オススメしませんが、ブラックのほーはけっこー驚きのコストパフォーマンスかも。まあでも、こういう価格帯なのに作り的には凝った金属バンドですから、「ハズレることもある」と考えて購入するほうが心の平安を保てるでしょう。

 ちなみに、純正のミラネーゼループと比べると、ブラックのものもゴールドのものも、「純正とは違うなあ」と感じられる点がいくつか。まずバンド自体の剛性と言うんでしょうか、「シッカリ感」が純正のほうが良好で、上記2点は「柔らかめ」「華奢ぎみ」という感じがします。Apple Watchとの接続部についても、純正品のほうが安心感が高い。上記2点は、ブラックのほうはそこそこしっかり嵌合しますが、ゴールドのほうは前述のとおり片側が緩くて若干危うい感じ。そういうディテールまで気にするなら純正品を買うのが無難だと思います。

プロテクターでApple Watchを保護!

 続いて「プロテクター」。ユーザーから「Apple Watchは傷つきやすい」という話がよく出ます。ワタクシの場合はそういう話をけっこー聞いていて、そこからApple Watchを使い始めました。だから丁寧に扱っていて、ホレこのとおり、全然傷なんか付い……あーっ傷っ! そしてルーペで見たりすると傷が多々あるんでした。セイコーやシチズンなどシッカリした時計メーカーの腕時計は、ルーペで見ても目立つ傷がなかったりしますので、やっぱりApple Watchは傷つきやすいのかもしれません。

 でもApple Watchは便利。なので傷満載のApple Watchと化す前に、プロテクターを使いたいかも、と。Apple Watch Series 2 の場合、Suicaで自販機や駐車場で支払いのため「時計とセンサーが接触してしまうことが多い」ので、保護しなくては。というわけで最近、プロテクターを使い始めました。

 使っているのはシュピゲン(spigen)の「ラギッドアーマー」(メーカー製品ページ)。TPU素材のケースで、Apple Watch本体部分を傷や落下などから守ります。装着した状態でもボタン類やセンサー類と干渉せず、そのままバンドを交換することもできます。

シュピゲンの「ラギッドアーマー」。セミハード素材(TPU)のケースで、Apple Watch周囲を保護します。メーカー直販価格は税込1990円。
装着した様子。ボタン類とは干渉せず、問題なくApple Watchを操作できます。センサー類も塞がないので、このケースを装着してもいつもと同様にApple Watchを使えるでしょう。このままバンドの交換も可能。

 装着すると、ちょっとApple Watchがゴツくなっちゃいますが、安心感はバッチリ。このケースに入れた状態だと、Apple Watchの画面を下にして机面に置いても、画面が机面に触れることはありません。Apple Watch横側は全体的にほぼ完全に覆われます。画面保護フィルム(2枚)も付属していますので、それを使えば傷に対する防御はほぼ万全になるでしょう。このケースに入れておいて傷つくくらいなら諦めよう、みたいな。既に傷だらけになっちゃったApple Watchの「傷隠し」としてもイイかもしれません。

 なお、このケースに入れた状態で、純正のApple Watch磁気充電ケーブルや前述のApple Watch対応モバイルバッテリーも問題なく使えました。バンド交換用のボタンを含めたボタン類の押しやすさあたりまで含め抜け目ナシという感じで作られており、価格面でも納得感のあるケースだと思います。

 ……ただ、やっぱりApple Watchにこういうケースを付けちゃうのは無粋かもしれませんね。でもApple Watchは傷つきやすいですしね。まあ、このケースは脱着もわりと容易なので、状況に応じて脱着すればいいのかもしれません。とは言っても毎日使うApple Watchですから、いちいちケースの脱着って……。まあ前述の「傷」ですけど、よーく見ないと気がつかないレベルのものが多いので、気にしなきゃイイんですけどねぇ……。ってナンなんだこのモヤモヤ感は! みたいな気がするApple Watchの傷でした。

【オマケ】Apple Watchを「ださカッコよく」してゆきたい!

 最後にちょっとオマケっていうか記事的にはかなりの余談ですが、わりと最近、ある腕時計に感銘を受けまして。カシオのデータバンクという電卓付きのデジタル時計で、それ自体はよく知られている存在だと思うんですが、逆輸入品でゴールドのモデルがあったんです。ソレを見て「あら!! ださカッコいい!!」とか思って購入。Amazonで5950円でした。Amazon.co.jpへのリンクはコチラ

Amazonで購入した「CASIO STANDARD DBC-611G-1D」という電卓機能付き腕時計(データバンクシリーズ)。視認性もよく、スタイラスペンの先などを使えば電卓機能も実用的です。高級感のあるゴールドも目を惹きます。

 この「現在はナイ」感じの未来感こそ往年のカシオ製デジタル腕時計の真骨頂ですし、しかもゴールド! この最強のカッコ悪さが猛烈にカッコ良くてシビレます! 見ているだけで楽しいですね♪

 この時計を手にしながら妄想するのは、ハデなスーツとデカい襟のワイシャツをノータイでキメた若い頃の草刈正雄さん演ずる野望に満ちて調子コイた若者が、みぞおちくらいまで開いたシャツから金のネックレスを覗かせて、ティアドロップのレイバンを片手に、国際空港的な場所のベンチにパンタロンを穿いた片足を乗せ、額に軽く汗を滲ませつつ急いでいる様子で左腕で時間を確認すると、そこにあるのがこの腕時計なわけです。かかか、カッコ悪い……のを通り越して突き抜けていてカッコいい! みたいな。

 まあワタクシ的脳内妄想なのでその16%程度でも伝わればいいほうだということにして、こういう、以前はカッコ悪かったけど、いや待てよ今だと逆にカッコイイんじゃない的な、付帯的価値が一転二転三転して、外見的なインパクトのみが純粋に残った、現在の製品には見られないような存在感が、この腕時計にはある。素晴らしい。こういうのは非常にイイので、そういうことをApple Watchでやってゆきたい! と思いました。

 そこで、とりあえずApple Watch用の金色パーツを買ってみました。ひとつは前述のゴールドなミラネーゼループことPinhen「42MM Milanese Gold」(Amazon.co.jpへのリンク)。もうひとつは金色のプロテクター、hoco.の「アップル ウォッチ ケース メッキケース」(Amazon.co.jpへのリンク)です。これをApple Watchに装着。その結果は!?

金のバンドと金のプロテクター。バンドが1999円で、プロテクターが1400円です。プロテクターは、表面は金ピカですが、薄くてチャチめのプラスチックです。ただ、Apple Watchの傷防止には十分効果があると思います。
計3399円で買った2つのパーツをApple Watchに装着したら、こうなりました。まあまあです。まあまあ。わりと予想の範囲内でした。カシオの黄金のデータバンクと比べちゃうと、まだまだ工夫の余地が残されまくりかもしれません。

 という感じになりました。やってみたらどうなるかな? を、やってみたら、気が済みました。ここまでお付き合いありがとうございました。それではまた次回。さようなら。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。