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クアルコムがiPhone「AirDrop」とAndroid「Quick Share」の連携に意欲、Snapdragon搭載スマホも対応予定か

 Snapdragon(スナップドラゴン)の公式Xアカウントは22日、iPhoneの「AirDrop」が一部Android端末の「Quick Share」で利用できるようになったことを知らせる投稿に反応した。

 先日、グーグルがQuick ShareとAirDropの連携機能を発表し、Pixel 10シリーズのデバイスで利用できるようになった。

 この連携を知らせるAndroid公式Xアカウントの投稿に、Snapdragon公式は「近いうちにSnapdragonで本機能が利用可能になり、皆さんにご利用いただける日を心待ちにしています。」とコメントした。

 現時点でAirDropとQuick Shareの連携に対応しているPixel 10シリーズはチップセットにGoogle独自の「Google Tensor G5」を搭載。多くのAndroid端末に採用されている「Snapdragon」シリーズではない。

 グーグルでは、AirdropとQuick Shareの連携機能を開発するために、プログラミング言語のRustを採用。新機能の実現において「Tensor G5」に由来する要因があるかどうかは明らかにされていないが、米Qualcomm(クアルコム)が設計するスマートフォン用チップセット「Snapdragon」搭載のAndroid端末でも、AirDropとQuick Shareの連携が利用できるようになることが期待される。