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「Pixel 10 Pro」のPixelsnapが気に入りすぎてマグネット充電器&スタンドを色々買ってしまった

【Pixel 10 Pro】

 メインスマホをPixel 9 Proから最新のPixel 10 Proに買い換えてから、3カ月が経とうとしています。機種変更すれば、多かれ少なかれ体験に変化が出るのは当たり前ですが、今回は「激変」と感じるレベル。相当な衝撃が走っております。それは何故かと言えば……Pixelsnapです。

Pixel 10 Proと純正ケース。ケース内側には、Pixelsnap対応の傍証というべき、マグネットリングが見えます。なおケースがなくても、Pixel 10単体でPixelsnap対応しているのでご安心を

 Pixelsnapは、マグネット式アクセサリーのいち規格であり、いわば「iPhoneのMagSafeのPixel版」。スマホ背面にマグネットで、ワイヤレス充電器などの各種周辺機器をペタッと貼り付けられます。

 重要なのは、Pixelsnapは業界標準規格と言える「Qi2」に準拠している点です。そしてQi2はMagSafeの技術的仕様がベースとなっているため、結果としてMagSafeとPixelsnapはかなり近しい。ゆえにiPhoneのMagSafeでの利用を想定していた周辺機器が、Pixelsnapでも(大概は)使える……という訳です。この事実に筆者は抑えが効かなくなり、MagSafe周辺機器を買ってはPixel 10 Proに取り付け、キャッキャしながら遊んでおります。

 お手頃価格で満足度も高かったのは、雑貨店「3COINS」のマグネットリングホルダーです。お値段550円。これは充電器ではなく、マグネットパワーのみを利用したスタンドです。5060円する(実質的な)純正品「Google Pixelsnap リングスタンド」と比べて、大きさの関係で画面横置き時限定での利用になりますが、それはそれで便利。喫茶店などでちょいとABEMA将棋中継を見たい時に活躍しています。

3COINSの「マグネットリングホルダー」。550円とお手頃なので、何の気なしにPixel 10を買った方には、まずオススメしたい機器です

 充電器は、UGREENの「ワイヤレス充電器 3-in-1 Magsafe対応(型番45382)」を使っています。こちらのお値段は、Amazonのセールタイミングで約4000円でした。支柱の上についたパッド部分でスマホを、そして台座部分に別のワイヤレス充電機器(完全ワイヤレスイヤホンなど)を置いて、同時に充電できます。

 筆者はこれを、枕元ではなく、居間に置いています。帰宅して寝るまでの数時間、別に充電しなくても残り時間は問題ないが、一応充電しておいてもいいかな、くらいの心づもりにハマる使い道なんです。片手で置くだけですからね。考えてみますと、充電ケーブルを挿すのって大抵は両手を使います。片手と両手、これは体験としては結構な差です。

UGREENの「ワイヤレス充電器 3-in-1 Magsafe対応(型番45382)」
スマホを縦向きに置き、さらに台座部分で別の機器をワイヤレス充電できます

 さらにiPhone 17購入を受けて調子に乗りまして、同じくUGREENの「MagFlow 2-in-1 マグネット式ワイヤレス充電器 25W(型番55960)」も買ってしまいました。より高速な25W Qi2充電をサポートするという触れ込みですが、それはiPhone 17の話であって、Pixel 10 Proでは恩恵を享受できないのは理解しています。いや、ついカッとなってたんで。

 こちらも便利なんですが、スマホと完全ワイヤレスイヤホンの同時充電に制約があります。支柱があまり長くないので、スマホを横向きにしないと、もう1つの機器を物理的に置けないのです。一方で、充電器を折りたためるのはメリットです。

UGREENの「MagFlow 2-in-1 マグネット式ワイヤレス充電器 25W(型番55960)」はコンパクトで折りたたみできる分、スマホ縦置きでの同時充電はちょっと無理

 他にも、車載用のスタンドなりをもう2つほど買っているんですが、それはまた別の機会に。とにかくPixelsnapはいいぞ、と。Google以外のAndroidスマホメーカーの皆さんも、製品ラインナップのうち1つくらいは、Qi2 マグネット対応のモデルをご用意いただきたい! 少数派かもしれませんが、我々のような好事家が飛びつきますぞ。

他に車載スタンドも買ってます。時期を見ながら、もう2~3個はなにか買いたいです