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ドコモMAXへ乗り換え! 海外ローミングを実際に使って分かった使い心地って

ドコモMAXに切り替えたので、海外ローミングが無料に!

 Androidのメイン端末として使用しているPixel Foldにセットしている回線をドコモの5Gギガホプレミアから、6月5日にスタートしたドコモMAXへとプラン変更しました。

 eximoが登場したときは、そこまで魅力を感じず旧プランのまま使っていたわけですが、今回のドコモMAXは、実質値上げとはいえ「DAZN」込みだったり、海外ローミングが15日間(30GBまで)無料と2つのポイントが自分にはヒット。プラン開始と同時に申し込んだわけです。

5GギガホプレミアからドコモMAXへとプラン変更
プロ野球ファンとしては、シーズン中なのでDAZNが付いてくるのはうれしい

 プラン変更してから数日後、さっそく海外取材があり、ドコモMAXでの海外ローミングを利用してみました。現状の立て付けは従来どおりで、「世界そのままギガ」を契約した状態の上、公式アプリの「ドコモ海外利用」などから操作をして、必要な日数分の申し込みを行います。

海外ローミングは無料とはいえ、申し込み作業は必要
ahamoより利用可能な国や地域が多いのも◎

 申込時には料金が表示されるものの、これは精算時には0円になるようです。このあたり、特に利用時の申し込みなどが不要なahamoよりは不便ですが、ドコモの説明には「2025年秋頃(予定)」までこの作業が必要とあるので、秋頃にはahamoのような手軽さになることを期待したいところです。

あとで精算されるとはいえ、料金が表示されるので本当にこの方法でいいのか迷ってしまう

 ローミング無料で威力を発揮するのが、「DAZN」視聴時。動画配信系のサービスは国ごとに観られるコンテンツが制限されており、海外での通信時は日本向けのコンテンツが観られないケースもあります。ですが、ローミング時は日本で接続しているのと同じ状態になるので問題なし。

 さっそくパリから、NPBの野球中継を観てみましたが、特に何の問題もなく視聴できました。海外出張が多い自分としては、海外でもちゃんと試合が観られるのはありがたいです。

パリの宿から、ドコモMAXのローミングによるモバイル通信で野球観戦

 ただしデータ通信量には注意。プレイボールからゲームセットまで約3時間、ずっとローミングでデータ通信をしていたところ、DAZNだけで3GB弱のモバイルデータを使用していました。DAZNの視聴だけに使うなら、10試合も観ると30GBの上限に達してしまう計算になります。

試合開始前は873MBだったDAZNのデータ使用量
約3時間の試合を見終わったところで、データ使用量は3.66GBに

 もちろんそれ以外にもSNSやPCとのテザリングにも使うので、1試合3GBはちょっと厳しいかなと。DAZNアプリの設定には「3G/4G/LTEの通信量を節約」という設定もあるので、課外で視聴するならこの設定をオンにしておいたほうが良さそうです。

国内では無制限なので、海外の時だけ通信量を節約する設定にしておいたほうが良さそう

 というわけで、海外でのローミングが無料となったドコモの無制限プラン。海外で使うため、別途iPhone 15 Proにahamoをセットしていましたが、こちらは解約もしくは別のキャリアのプランに変更してもいいかも。ドコモMAXの契約を機に、自分の契約プランを見直してみようかなと思います。