みんなのケータイ
オンライン完結の利便性やいかに、パスポートをマイナポータルで申請してみた
2025年1月27日 00:00
現在所持しているパスポート(旅券)の期限が2025年7月までということで、切り替えのタイミングです。本当は3月24日から申請可能な「2025年旅券」のタイミングで切り替えたいと思っていたのですが、2月訪問予定の国はパスポートの有効期限が6ヵ月以上必要ということで、申請することにしました。
2023年5月から現状のパスポートでもオンライン申請が可能となっています。ただし筆者が住んでいる神奈川県の場合は、「パスポートの残存有効期間が1年未満」もしくは「査証欄の余白が見開き3ページ以下」の「切替申請」のみ。自分は対象ではあるものの、新規や失効後のオンライン申請はできません。
ちなみに「2025年旅券」からは新規も全国でオンライン申請が可能となります。さらに有人窓口での手続のほうが、オンライン申請よりも400円割高になるので、オンライン申請の方がオトクです。
現状はオンラインでも有人窓口での申請でも料金は変わりませんが、有人窓口へ出かける手間が省け、さらにクレジットカードでの支払いも可能。せっかくなのでスマートフォンからオンライン申請をしてみました。
申請に必要なのは、マイナポータルアプリからアクセスするので、マイナンバーカード。それに加えてこれまで使っていたパスポートも用意します。
マイナポータルアプリでマイナンバーカードを使ってログインしたあと、「パスポートの取得・更新」から、申し込みをするだけ。途中で写真を撮影したりと、雰囲気はオンラインでのモバイル回線契約に近いですね。
途中で再度マイナンバーカードの読み込みや、パスポートのデータの読み取りなどもあります。作業を進めていく上で、ちょっと手間取ったのが「本籍」の入力。自分の場合、現住所と本籍が違うのですが、本籍は数年に一度使うかどうかなので、はっきりと憶えていません。
戸籍謄本をチェックすれば本籍はわかるものの、現状のオンラインによる切替申請では、戸籍謄本は不要なので手元にはありません。どうしようかとネットで検索すると、スマートフォンアプリ「免許証リーダー」で本籍が確認できるとのこと。
さっそく別の端末に「免許証リーダー」をインストールして免許証をスキャンすると、本籍が表示されたので、そのデータをパスポート申請のフォームに入力。無事にパスポートの申請は完了しました。
ここまで作業を土曜日の午前中にしたとこと、月曜日に申請受付の案内が届き、受け取りは翌週の月曜日からとのこと。また翌火曜日にはクレジットカードでの支払い用URLが送られてきました。
この原稿を書いている時点では、まだ受取日前なので新パスポートは手元にありませんが、10年前に取得したよりも手間はかからないなという印象です。そういえば20年前は受け取り案内用のはがきも用意したことを思い出したり。
「2025年旅券」は、もっと手軽に申請・取得できるようになっていることを期待しています。