みんなのケータイ

文具エプロンバッグで「ポケットの中の戦争」から独立しよう

 ここ数年ほどメイン端末として折りたたみスマートフォンを愛用している筆者ですが、折りたたみという構造上、どうしても本体サイズが大きくなってしまうのが課題です。

 ストレートのスマートフォンを使っていた頃はジーンズの後ろポケットに入れていたのですが、折りたたみはサイズが大きいこともあってポケットからはみ出してしまい、椅子に座ったときにはお尻に当たって本体に負荷をかけてしまうことも。冬場であれば上着のポケットを使うこともできるのですが、夏場はジーンズしか収納できる場所がなく、ポケットは財布や小物などの取り合いです。

そんな筆者がここ最近スマートフォンの収納で気に入っているのがクツワの「文具エプロンバッグ」。このジャンルは作業バッグやツールポーチなどさまざまな名称の製品がありますが、要は腰付近に装着できる小さなバッグです。

クツワの「文具エプロンバッグ」

 このバッグのいいところはファスナーのような蓋がないためスマートフォンを収納しやすいことに加えて、収納口が姿勢に関係なく上方向に向いているので取り出しやすいところ。ジーンズのポケットだと座っている時に取り出しにくいこともあるのですが、エプロンバッグは立っていても座っていてもスッと取り出せます。

背面。ベルトに通したりぶらさげたりできる
手に持ったところ

 また、ジーンズの後ろポケットに入れているときに不安だったお尻の圧力も、腰の部分に収納できるエプロンバッグならその心配もありません。

座った状態でも取り出し口が上を向く
上から見たところ。収納しやすく取り出しやすい

 サイドには小さなポケットがいくつかついているので、スマートフォンの収納だけでなく受け取った名刺を一時的に保管したりという使い方にも便利です。

メインのポケット以外に小さなポケットが2つ

 今まではジーンズのポケットにスマートフォンを始めとする小物類のどれを入れるかという「ポケットの中の戦争」状態だったのですが、エプロンバッグでその戦争から独立することで、少なくともメイン端末の取り回しはとても楽になりました。

 ただ、悩みどころは筆者がお気に入りのこの製品が在庫がなくなっていること。このエプロンバッグは横12cmでサイズ感がほどよいのですが、似たような製品は小さくても14cmからと若干サイズが大きくなってしまいます。スマートフォンの収納にエプロンバッグのような方法がもっと一般化して、バリエーション豊富になってくれるといいのですが。