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「ahamo」のデータ容量が月20GB→30GBに、ちょっと心が動きました

 10月1日から、NTTドコモのオンライン専用料金ブランド「ahamo」のデータ容量が、月20GB→30GBに増量されます。しかも料金は据え置きの月額2970円。「おおっ」と思った方も多いのではないでしょうか。

 筆者は3カ月ほど前、メイン回線をahamoからKDDIの「povo2.0」に切り替えたばかり。筆者の場合は居住エリアでの通信品質の改善が目的のMNPでしたし、月日が経っていないのですぐにahamoに戻ろうとは思っていませんが、ちょっと心が動いたのは事実です。

 povoにMNPした当初は、「約1カ月あたり3278円」とアピールされている「データ使い放題(7日間)12回分」(9834円)を利用していました。しかし、データを節約しつつうまく使えば「データ追加20GB(30日間)」(2700円)でも問題ないかなと思い、今は1カ月あたり20GBの範囲に収めています。

 体感ではデータ使用量が月10GBくらいで収まっているのですが、それは暑くて部屋にこもりがちだった今夏の話。たとえば音楽のストリーミング品質を「節約」にしたり、外出先で動画を観ないようにしたりといった努力も続けており、涼しくなって外に出る機会が増えたら割とギリギリになるかも……という懸念があります。

povoの「データ追加20GB(30日間)」を購入したばかりで、データ容量はほぼ消費していない状態

 そんなことを考えていたので、ahamoの30GBという新たなラインは、かなり魅力的なものに見えてしまいました。また、30GBの容量を国際ローミングでも使えるのは、いざというときに心強い。

 もちろんpovoにも「データ追加150GB(180日間)」(1万2980円)など、1カ月換算ではahamoと似たようなデータ容量になるものもありますが、“まとめ買い”になってしまうのが少々ネックです。

 あとは、先ほど紹介したpovoの「データ追加20GB(30日間)」だと有効期限が切れたときに再び買い直す必要がある一方、ahamoのような月額制のプランであればその都度購入しなくていいのもメリットになります。

 このあたりのことは割と考えたうえでMNPを決断したはずだったのですが、つい心が動いてしまうようなインパクトがありました。しばらくpovoを使い続けるとは思うものの、こうした競争は消費者として歓迎したいところです。

povoの「DAZNデータ使い放題(7日間)」(1145円)の存在は、サッカーファンの筆者にとって大きい