みんなのケータイ
バッテリー交換できるメガネ型ワイヤレスイヤホンが便利そう
2024年6月21日 00:00
メガネ型のウェアラブルデバイス「アイウェア」の中でも、つるの部分にスピーカーを組み込んだワイヤレスイヤホン型の製品は一見すると普通のメガネにしか見えず、耳に装着するイヤホン型のように耳の穴をふさがないので外の環境音を気にしながら使うことのできるデバイスです。
ファーウェイなど大手メーカーからいくつかの製品が出ていますが、台湾Venous社の「Magic Palm」は充電方法に工夫があります。
メガネ型ヘッドフォンは充電するのに専用のケーブルを接続する方法が一般的です。これでは電池が切れたときにメガネとして使えず、充電の間はメガネを外しておかなくてはなりません。
これに対してMagic Palmはつるの端の部分に円筒形のバッテリーが搭載されており、マグネットで簡単に脱着できます。バッテリーの大きさは単4電池を一回り小さくした大きさです。
このバッテリーを外せばメガネとしてそのまま使うことができ、バッテリーは専用の充電器に装着して充電できます。普段からメガネをしている人には便利な方法と言えるでしょう。
なおフレームの形はいくつかバリエーションがあり、レンズ部分もメガネ店で交換できるそうです。
パッケージにはこのバッテリーが4本ついているので、2本をメガネのつるの両端に装着、もう2本は充電。そしてメガネ側のバッテリーが切れたら、充電しておいたバッテリーに交換して連続使用することもできます。なお充電器の端子はUSB Type-Cなのでスマートフォンと共用もできます。
この製品、6月上旬に台湾・台北で行われたCOMPUTEX TAIPEI 2024で見つけました。コンピューター関連の展示が多いCOMPUTEXですが、会場を回ればこのようなウェアラブルデバイスも多く展示されていました。日本でもぜひ販売してほしいものです。