本日の一品

メガネ型オーディオ製品「HUAWEI Eyewear」がテレワークにめちゃくちゃ便利だった

 自宅での作業中は、音楽を聴いたり、動画を再生していることが多く、夜中に作業をする機会も多々あるので、基本的にはイヤホンを着けているのですが、長時間着用していると耳が疲れてしまい、ストレスに感じていました。

 イヤホンよりは耳への直接的なストレスが少ないヘッドホンを使うことも検討しましたが、筆者は普段からメガネ派なので、装着感がいまいち。なんとか状況を改善する方法を模索していたところ、ファーウェイ(HUAWEI)が2022年5月に発売した「HUAWEI Eyewear」にたどり着きました。

 個人的には丸形のメガネが好みなので、ボストン型フルリムを選択。レンズフレーム49mm、ブリッジ22mm、フレームテンプル156mmとなっており、見た目は普通のメガネとほぼ変わりません。質量も約37.6gと軽量なので、ストレスなく使用できています。

 本製品の良さを最大限引き出すため、まずはOWNDAYSで度付きレンズと交換してもらいました。レンズ交換代は7700円からとなっており、ブルーライトカットやくもり防止といったオプションも追加できます。

 店舗によっては、その場で視力測定を行うこともできますが、今回は普段使用しているメガネと同じ度数のレンズにしてもらったため、入店から完成まで30分もせずに完了しました。店舗では、鼻あて部分の調節といった、普通のメガネで行うフィッティング作業もしてくれます。本製品の場合、スピーカーといった精密機器が内蔵されている関係か、耳掛け部分の微調節はできないので、鼻あての調節は細かく行うのがおすすめです。

 さて、本製品がテレワークにおいて特に便利なのが、マルチポイント機能に対応している点。近年発売されたBluetoothイヤホン、ヘッドホンの多くに搭載されている機能ではありますが、メガネ型のオーディオ機器としてはほかに見かけない仕様です。

 自宅作業中は、パソコンで音楽や動画を再生したり、オンライン会議に出席するのと同時に、スマートフォンにかかってくる電話にも対応する必要があるので、個人的にマルチポイント機能は必須。購入の決め手にもなる要素でした。また、出力先は、HUAWEI AI Lifeアプリから簡単に切り替えられるのもポイントです。

 バッテリーは85mAhとなっており、音楽連続再生時間が約6時間、連続通話時間は約4.5時間となります。自宅作業用と考えると若干物足りなさもありますが、休憩中に充電しておけばそこまで気になりません。メガネらしいデザインと軽量化のためと考えれば、納得できる要素です。充電は、同梱されている充電コンバーターを、USB Type-Cケーブルに接続して行います。

 筆者の場合、基本的に自宅での使用がメインなので、音漏れなどはあまり気にしていませんが、外した状態で音楽を再生するとほぼ聞こえないので、よほど再生ボリュームを大きくしない限り、屋外でも使用できるでしょう。

 メガネとして視力を矯正しながら、音楽まで楽しめる本製品のコンセプトは、大いに共感できます。長時間の作業でもストレスがなく、夜中に音を出してゲームをするといったシーンまで活躍できるので、長く愛用していきたい製品です。

本体、充電コンバーターのほかに専用ケースも同梱されます。
製品名発売元実売価格
HUAWEI Eyewearファーウェイ(HUAWEI)3万2780円