「Galaxy S24 Ultra」でSペンデビュー、「かこって検索」も使いやすそう

　サムスン電子がグローバル向けに発表した「Galaxy S24」シリーズの最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」は、スタイラスペン「Sペン」を内蔵しています。個人的にSペンにはあまりなじみがありませんでしたが、今回はグローバル版を試す機会があったので、使ってみることにしました。

　なお、グローバル版の国内利用に際しては、総務省「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の手続きを経ています。

　SペンはGalaxy S24 Ultraのディスプレイ左下に縦向きで格納されており、ワンプッシュで簡単に取り出せます。Sペンを取り出すと、画面上にペンのアイコンが表示され、そこからさまざまなアプリを呼び出すしくみ。

　「とりあえずノートに何か書いてみよう」と思い、「Notes」アプリを開いたところ、ペンの種類の多さにびっくり。「え、想像していたよりずっと本格的だぞ」というのが第一印象でした。

　迷っていてもしかたないので、書きやすそうなペンを選び、書き心地をさらっと試してみて二度びっくり。正直なところ書き心地にそれほど期待していなかったのですが、予想をはるかに上回るなめらかさだったのです。

　「（自信はないけど）絵を描きたくなるなぁ」と思い、メニューからほかの項目をチェックしてみると、何やら「PENUP」という項目が。ライブスケッチなどが表示され、Sペンを使ったスケッチの方法を学べるそう。

　今回の「みんなのケータイ」の執筆準備を進めるにあたってPENUPの存在に気づいたのですが、「くっ……試したい……！　が、勤務中にやったら時間が溶けてしまう」と思い、泣く泣く断念。休日、時間があるときにゆっくり試す予定です。

　Galaxy S24 Ultraは、対象物を円で囲んだりタップしたりすることで簡単に検索できる「かこって検索」に対応しており、Sペンはここでも大活躍。指で円を描いても使える機能ではありますが、やはりSペンを使うほうがスムーズかつ正確に対象物を囲めます。

　ちょっと使っただけで、Sペンの魅力にとりつかれてしまったかもしれない筆者。まだまだ知らない機能もたくさんあるはずなので、いろいろ試していきたいと思っています。

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