みんなのケータイ

決済に対応した出光の「Drive On」アプリでガソリンを入れてきた

 出光興産のアプリ「Drive On」に決済機能が追加されたので、しばらく使ってみました。

 アプリ自体は以前から存在していたものの、決済機能が追加されたのは2022年の秋でした。実は以前、エネオスの「ENEOS SSアプリ」が結構便利ということで、本連載でご紹介しましたが、出光のDrive Onも使い勝手としては似たようなものです。

右上にQRコードが出てくる。アプリで給油するときはこの画面から。上手くスキャンできないなら「チェックイン番号発行」のボタンを押すことでも支払える

 使い方もENEOS SSアプリとおおむね同じで、物理決済ツールの「DrivePay」をガソリンスタンドで発行してもらい、それをアプリに登録するという流れ。筆者の場合、かつてシェルのスタンドで発行した「EasyPay」を用いましたが、とくに問題なく使えています。

ホーム画面とされているのはこちら。画面下中央のボタンを押せば給油機にかざすQRコードが表示される

 アプリとしては、決済専用ツールといった雰囲気のENEOS SSアプリに比べてコラムが読めるなど細かい部分に差異を感じます。もともとのカーライフサポートのアプリに決済機能を追加したという建て付けが表れているようです。

 ENEOS SSアプリの場合は、利用履歴がアプリに反映されるまで最大で数十分程度のラグがありました。しかし、Drive Onでは給油を終えてエンジンをかけるくらいまでには「ご利用ありがとうございました」といったプッシュ通知で知らされます。

 また、物理的なDrivePay(EasyPay)で決済してもアプリに利用履歴が反映されるほか、クーポンも適用されるようです。これは結構便利。いつも使う油種や給油量も登録しておけます。ちなみに、給油以外にも洗車機にももちろん使えました。

このときはキーホルダーのEasyPayで決済したが、クーポンが適用された。右は洗車機利用時の履歴。利用金額が表示されればなお良いのですが……
車検や整備の予約もアプリからできる(これはENEOS SSアプリも)

 残念なのは、アプリに利用金額が記録されないこと。利用日や給油量、油種まではわかるのですが利用金額は表示されません。筆者の住環境的には、アポロステーションのほうが頻繁にクーポンが配布されるので(あくまで筆者の体感)、金額さえ出てくれれば……と思うのですが今後に期待したいところです。