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AndroidスマホでLINEやメッセンジャーの通知が届かないときに見直したい設定項目とは

 Android 13の「Pixel 7 Pro」を利用している筆者は、先日まで、Facebookのメッセンジャーや、LINEの通知がなかなか届かないという事象に遭遇しておりました。「メッセージ送ったので見てね」といった通知を、+メッセージ(SMS)で頂戴することもしばしばありました。

 何も設定を変更しておらず、どうすれば再現できるかも皆目わからず、いったいなぜ……と悩んでいたのですが、あるとき、本誌でもおなじみの石野純也さんに「この設定、一度見ておくといいですよ」とアドバイスをもらって、チェックしたところビンゴ! でしたので、読者の皆様にも共有です。

 知っている人は知っている、けれど知らなければなかなか気づきにくいその設定とは、「アプリのバッテリー使用量」にあります。そこで各アプリのバッテリーの使い方を決められるようになっているのです。

 用意されている項目は「制限なし」「最適化」「制限」の3つ。シンプルに消費電力の大小順ととらえてよさそうです。「制限なし」と「制限」は文字通り、省電力を適用するかどうか。そして「最適化」には、ほとんどのアプリにオススメという文章が添えられています。

 さて、肝心の設定ですが、「アプリのバッテリー使用量」で、通知が届いてほしいアプリ(つまり通信回数が増えてバッテリー消費が増えるアプリ)の場合、「制限なし」にしてみましょう。筆者の場合、通知がなかなか届かなかったアプリは「最適化」になっていましたが、「制限なし」に切り替えたところ、無事、通知が届くようになりました。

 では、全てのメッセージアプリを「制限なし」にすればいいのか、というと、なんとも言い難いところです。もし、通知が問題なく届いているのであれば、「最適化」のままでもいいでしょう。筆者の場合、Facebookのメッセンジャーアプリはうまく通知が届いていなかったので、「制限なし」にしましたが、別のメッセージアプリでは「最適化」のままでも問題はありません。

 とはいえ、「おかしいなあ」ということがあれば、ひとまず「アプリのバッテリー使用量」をチェックするのをオススメしたいところ。

 ちなみに「アプリのバッテリー使用量」へアクセスするには、各アプリを長押ししてみましょう。そこで表示されるメニューの一番下に、丸で囲まれた「i」(インフォメーションといった意味合いでしょうか)がありますので、ここをタップすればOKです。

 設定メニューの「アプリ」から、設定を見直したいアプリを探すことでもアクセスできますが、たくさんアプリを入れているとなかなか大変ですので、「長押し→i」からのアクセスが便利です。