みんなのケータイ
給油に洗車、灯油もこれひとつ「エネオス SSアプリ」がけっこう便利
2022年11月14日 00:00
クルマにガソリンを入れるとき、読者の皆さんは何で支払いをしているでしょうか。カードや電子マネー、現金といろいろあるでしょう。キーホルダー型の決済ツールも一部のブランドで普及していますが、筆者が今メインに使っているのは2022年7月に登場した「エネオス SSアプリ」です。
「エネオス」や「エネジェット」での給油の決済をスマートフォンアプリからできるサービスで、つまりは決済ツールの「EneKey」の機能がスマートフォンで利用できるイメージ。
給油時の操作はとてもかんたん。給油機でアプリの利用を選択し、アプリ画面のQRコードをリーダーへかざせばすぐにでも給油が始められます。アプリにはあらかじめレギュラーやハイオク、軽油などふだん自分が入れる油種や給油量を設定できるため、毎度「レギュラーの満タンで……」と選ばなくてもOK。
リッター2円~3円引きのようなクーポンも、筆者の場合は月に1枚程度は届きます。使用するためには自分でクーポンを設定する必要があり、リリース当初は使用済みのクーポンが自動的に破棄されず、あたかも次も割引で給油できるかのような表示がなされていて、少々分かりづらいインターフェイスでしたが、現在はアップデートで改善されました。
ちなみに、給油だけではなく洗車や灯油の購入にも使えます。使用履歴は燃料給油と洗車・灯油購入などに分かれて表示される仕組み。月に何回給油して何リッター入れたのかひと目でわかるのは面白いですね。ただ、アプリへの反映はリアルタイムではなく、利用からしばらくラグがあります。店舗によってはセルフ店だけではなくフルサービス店でも使えるそうです。
キーホルダーの「EneKey」でいいんじゃ? と思われそうな気もしますが、EneKeyはクレジットカード1枚につき1つしか発行できません。複数台のクルマやバイクを所有しているといざ、給油するときに「別のクルマのキーにEneKeyをつけてたんだった……」ということが無きにしもあらず。常に持ち歩くスマホで決済できるENEOS SSアプリのほうが便利でしょう。
他ブランド店では、決済ツールをかざしてもすぐには給油を始められないこともありますが、こちらはほぼかざすだけで給油できるという手軽さ。これからも便利に使っていきたいところです。