みんなのケータイ

純正レザーケース愛好家、Googleストアで「Bellroy」製のPixel 6a用レザーケースを買う

 いきなり個人の嗜好の話で恐縮ですが、スマートフォンを買い替える際には「純正のレザーケース(手帳型ではないもの)がオプションとして用意されているか」を重視しています。スマートフォン本体の外装素材は金属系、プラスチック系、ガラス系と色々ありますが、革製はほぼありません。ケースを取り付けることでしか得られない体験を……という理屈で、レザー製ケースが好みなのです。ちなみに「純正」に拘るのは、おサイフケータイやワイヤレス充電周りのトラブルを少しでも減らしたいためです。

「Google Pixel 6a用 Bellroy レザーケース」(右)

 残念ながら、Googleが自ら発売するPixel 6a用ケース(Google Pixel 6a ケース)の素材はポリカーボネートと熱可塑性エラストマー。個人的な好みからはちょっと外れています。

 ただ、Googleのオンラインストア(Google ストア)をよくよく見ますと、革製のレザーケースが売っています。発売元は「Bellroy(ベルロイ)」というブランド。オーストラリアを拠点に、バッグや財布、そしてスマートフォンアクセサリーなどを手がけているそうです。

 価格は6800円。厳密には純正ではありませんが、Google ストアで売られている以上はそれなりの品質のはず。値段はGoogle製ケースの倍近いので、相当迷いましたが「『みんなのケータイ』のネタにするから、まぁいいか!」と強引に自分を納得させ、注文とあいなりました。一応、Google製ケースと比べて5.7gとはいえ軽い点も、ヒキでした。

 色は3種類の中から「Basalt」(意味的には『玄武岩』ですが、実際には青系の色)をチョイス。届いた商品を見ますと、パッケージには日本語表記が一切なく、まさに直輸入品といった感じ。とはいえ、本体にはめ込んで使うだけですので問題ありません。

パッケージ表記は全て英語ですが、特に問題なく使えるでしょう
ケースを取り付けた状態。下部には「Bellroy」のロゴ

 ケース側面のボタンは電源・音量ともに硬質感があるタイプ。またPixel 6aのマイク位置に合わせて、ケースの方にも大きめの穴が空いています。スピーカー穴への配慮もまたしかり。

 なお、Pixel 6/6 Proは本体背面のカメラバーに厚みがあり、ケースと取り付けると背面全体がフラットになる構造でした。一方のPixel 6aはそもそもカメラバーが薄めなので、Bellroy製ケースを付けるとむしろカメラバー部分が凹みます。

ボタン部分は硬質感のある素材
ケース上側にはマイク用の穴
Pixel 6aはカメラバーが薄めなので、ケースを付けるむしろカメラバー部が凹む感じになります

 ケースを取り付けて1カ月近く経ちますが、おサイフケータイ関連のトラブルは特になく、期待通りに機能してくれています。肝心の革素材の風合いにも満足しています。プラスチックに比べ、革や布は触っていて安心感を覚えるんですよね。

 あとは長期的に使い込む中でどんな変化があるのか? 汚れとか色移りとか、長い目で観察していこうと思います。