本日の一品

SIMカード枠から生まれ変わったドコモのスマートフォンケース「エコハードケース」

 せっかく買った新しいスマートフォン。できれば、長くきれいに使いたいということで、ケースを装着して利用する人が多い。

 本コーナーに寄稿している記者やライター諸氏の中には、「自分はケース、着けないんですよ」なんていう人もいるけど、筆者はケース装着派。自分自身が利用するメイン端末だけでなく、短期間の利用ながら、レビューなどで借用する端末にも市販のケースを購入して、保護している。

 スマートフォンに装着するケースと言えば、よく見かけるのは手帳型やクリアタイプだけど、今回、取り上げるのはNTTドコモから発売された「エコハードケース」。

SIMカード枠から作った「エコハードケース」は、「AQUOS sense10 SH-53F」用のほかに、「iPhone 17」用と「Xperia 10 VII SO-52F」用をラインアップ。価格はいずれも1540円

 この二十数年、携帯電話やスマートフォンに欠かせない存在として、すっかり定着したSIMカード。

 NTTドコモではこれまで店頭でSIMカードを発行した際、不要になったSIMカードの外枠部分をリサイクル資源として売却していたそうですが、これを自社のサプライチェーンで再利用して、製造したのが「エコハードケース」。

 新規のプラスチック素材を一切、使わず、リサイクルしたSIMカード枠を100%使用。1つのケースにつき、約7.5枚分のSIMカード枠が使われているとのこと。

 今年9月に発表されたときは、ちょうど新しいiPhoneの発売時期だったこともあって、「iPhone 17」用が発売された。

 その後、「Xperia 10 VII」用と「AQUOS sense10」用もラインアップに加わった。価格は1540円で、ドコモショップやドコモオンラインショップで購入できる。2026年9月30日まで、売上金の1%を公益財団法人日本自然保護協会へ寄付するという取り組みもスタートしている。

 実際にはどんなケースなのか。ドコモオンラインショップでまとめて注文してみたところ、数日で到着。今回は筆者の手元にある「iPhone 17」と「AQUOS sense10」に装着してみた。

 ケースは一般的なクリアケースなどに使われる柔らかいTPU素材と違い、ABS樹脂なので、結構、硬質な仕上がり。

「AQUOS sense 10」に装着。自由曲線のカメラ部が際立つ印象。ちなみに、「AQUOS sense9」も同サイズなので、流用できる
「iPhone 17」用の「エコハードケース」。硬質なABS樹脂で作られていて、サラッとした仕上がり

 ケースもスリムなので、装着した状態でも分厚くならず、スマートフォン本体をしっかりと保護してくれそうな印象。側面にはストラップホールも備えられている。ボタン類の周辺は薄くしながら、くり抜かれていて、ボタン操作には支障がなさそうだ。

側面の電源ボタン部分と音量キー部分はくり抜かれている。電源ボタン内蔵の指紋センサーも問題なく操作できる
ケースの内側は特に何も加工されていないシンプルな仕上がり。ナイショの写真でも貼っておく?

 「アースグリーン」と明記されていたカラーは、実際にはホワイトをベースに、薄いグリーンを混ぜたような仕上がり。よく再生素材で見かけるような斑点みたいなものはなく、全体的にクリーンな単色で仕上げられている。

「iPhone 17」の右側面のサイドキー(電源ボタン)やカメラコントロールの部分は、操作しやすいように、周囲が薄く仕上げられている
「iPhone 17」の左側面も同じように、音量キーとアクションボタンの部分は周囲が薄く仕上げられていて、操作しやすい

 スマートフォンに装着すると、かなりあっさりした印象になるけど、逆に、こういった仕上がりなら、お気に入りのステッカーを貼ったり、テープで柄を付けたりして、自分だけのケースを演出するのも面白いかも。

「iPhone 17」の底面部分はUSB Type-Cケーブルのコネクタなどが干渉しないように、少し余裕を持って、カットされている

 昨今、SDGsや環境保護が掲げられているが、NTTドコモは1998年から「ドコモ ケータイリサイクル」に取り組み、携帯電話や充電器、付属品などをドコモショップやd gardenで回収している。今回のSIMカード枠を利用した「エコハードケース」もこうした取り組みの流れを受けたもの。

 今後、不要な携帯電話の回収に持ち込む機会があれば、手元に残っているSIMカード枠もいっしょに持っていくと、いつか自分が使う「エコハードケース」になって、戻ってくるかもしれない。

商品名発売元実売価格
エコハードケースNTTドコモ1540円