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Galaxy Watchが充電できない? 調べて分かった旧機種充電ケーブルのワナ

【Galaxy Watch 8 Classic】

「Galaxy Watch 8 Classic」の充電が遅くなる?

 スマートフォンと連携して利用するスマートウォッチ。街中を見ていると、身に着けている人がかなり増えてきた。かつて機械式腕時計を愛用していた筆者も今やすっかりスマートウォッチがメインで、各社のスマートウォッチを試している。

 メールやメッセージがすぐに通知されたり、歩数や心拍数が計測できたり、アプリが利用できたりと、便利に使えるスマートウォッチだけど、当然のことながら、スマートフォン同様、バッテリーが充電されていないと、利用できない。

 スマートウォッチのバッテリー駆動時間は機種によって、大きく差があり、「Apple Watch」や「Galaxy Watch」などが一日から一日半程度しか持たないのに対し、「HUAWEI Watch」のように1~2週間、利用できる機種もある。

 なかにはバッテリーの持ちを考慮して、スマートウォッチから「Xiaomi Smart Band」や「HUAWEI Band」などのスマートバンドに乗り換えたり、併用する人も少なくない。

 スマートウォッチの充電は普段であれば、毎日、帰宅したときなどにそれぞれのスマートウォッチ用の充電アダプターなどにセットするだけ。

 かつて海外渡航時に「Apple Watch」の磁気充電ケーブルを忘れてしまい、シドニーのApple Storeに買いに走った経験もあり、最近は充電器やUSBケーブルなどを収めたアクセサリー用バッグに各社のスマートウォッチ用充電ケーブル(HUAWEI Watch、Apple Watch、Galaxy Watch、Pixel Watch)を入れて、持ち歩いている。

 「Pixel Watch」は今回の「Pixel Watch 4」を含め、充電ケーブルの形状が数回、変更されているので要注意だけど、その他のスマートウォッチは基本的に互換性を保っているので、継続して利用できている……はずだった(笑)。

 現在、筆者はひと足早く、日本を離れ、海外で久しぶりの休暇中。スマートウォッチは渡航先まで飛行機で移動する初日がもっともバッテリーを消費するんだけど、今回は初日に目的地まで移動後、すぐに街に買い出しに出かけたので、思いのほか、スマートウォッチのバッテリーが減ってしまった。

 今回持ってきたスマートウォッチのうち、「HUAWEI Watch GT6 Pro」は元々、ロングライフなので、ホテル帰還時のバッテリー残量は70%以上だったけど、「Galaxy Watch 8 Classic」は残り数%しかなく、慌てて充電ケーブルにセット。1時間ほど経って、「Galaxy Watch 8 Classic」のディスプレイをチェックしたところ、バッテリー残量はまだ10%にも満たない。

 そう言えば、「Galaxy Watch」は今年の夏、「Galaxy Watch6」から「Galaxy Watch 8 Classic」に買い替えたんだけど、それ以来、出張中などに充電が遅いことが何度か起きていた。

 前述のアクセサリー用バッグに入れてあるGalaxy Watch用充電ケーブルは、純正品ではなく、従来から利用している市販品(互換品)。今までは問題なく充電できていたけど、もしかして「Galaxy Watch 8」シリーズでは何か仕様が変更された?

 なんてことを考えながら、何はともあれ、「Galaxy Watch 8 Classic」を充電しなきゃいけないので、「Galaxy Z Fold7」のワイヤレスバッテリー共有で充電開始。「Galaxy Watch 8 Classic」の「設定」アプリで、「バッテリー」-「ワイヤレスバッテリー共有」を「ON」に切り替え、端末背面に「Galaxy Watch 8 Classic」をセット。

「Galaxy Z Fold7」で「設定」アプリの「ワイヤレスバッテリー共有」を「ON」に切り替え

 ちなみに、ワイヤレスバッテリー共有はGalaxyに限らず、端末にケースを装着しているときは、取り外した方がベター。

 「ワイヤレスバッテリー共有」による充電がスタートすると、画面中央の表示が「充電可能」から「充電中」に切り替わり、無事に充電開始……と思いきや、数秒で「ワイヤレスバッテリー共有がOFF」に切り替わってしまう。位置がずれないように固定したり、向きを変えて、「Galaxy Watch 8 Classic」を下にセットしても状況は変わらず……。

 バッテリー共有をする端末を「AQUOS R9 pro」や「Nothing Phone (3)」などに変更しても継続して充電することができなかった。

端末の背面側に「Galaxy Watch 8 Classic」をセットすると、無事に充電開始
と思ったら、わずか数秒で充電が停止してしまう。「AQUOS R9 pro」や「Nothing Phone (3)」でも反応は同じ

 しかたなく、アクセサリー用バッグに入れておいた市販品の充電ケーブルにセットして、とりあえず、遅い充電ながらも朝までじっくり待つことにした。その合間に「Galaxy Watch 8 充電できない」で検索したところ、サムスンのサポートページ「よくある質問」に以下のような項目を発見。

 「Galaxy Watch シリーズ ワイヤレス充電できない場合とうしたらいいですか?(原文ママ)」

 「Galaxy Watch Ultra(2025含む)と Watch7、Watch8シリーズではセンサーと背面ガラスの形状が再設計され、デバイスのヘルスケアアプリ機能の測定精度が向上しました。この変更は、ワイヤレス充電とワイヤレスバッテリー共有による Watch の充電方法にも影響を及ぼします」。

 サムスンのサポートページによると、「Galaxy Watch 8」シリーズと「Galaxy Watch 7」シリーズ、「Galaxy Watch Ultra」(2025年モデルを含む)は、「Galaxy Watch6」シリーズ以前と比べ、時計背面のセンサーとガラス形状が変更されたため、時計内部のワイヤレス充電用コイルとワイヤレス充電ケーブル(充電器)の距離が離れてしまい、「Galaxy Watch6」シリーズ以前の旧機種の充電ケーブルを使うと、充電速度が遅くなってしまうのだという。

 同様の理由で、「Galaxy Z Fold7」などのワイヤレスバッテリー共有でも継続的に充電できなくなったようだ。

「Galaxy Watch 8 Classic」を含め、2024年発売の「Galaxy Watch 7」シリーズ以降、時計裏面の仕様が変更され、旧機種の充電ケーブルでは充電が遅くなるとのこと。市販品も同じだが、充電ケーブルのお皿と時計の向きを調整すると、順調に充電することも……

 対策としては「Galaxy Watch 8 Classic」購入時に同梱されていたワイヤレス充電ケーブルを利用するしかないんだけど、渡航中の今は自宅に置いたまま。それに今後、旅行や出張のたびに純正の充電ケーブルを取り外して、持っていくのは面倒。

 そこで、サムスン公式オンラインストアで確認したところ、純正の充電ケーブルは販売されていない。そうなると、帰国後にAmazon.co.jpなどのECサイトで、「Galaxy Watch 8」シリーズ対応の充電ケーブルを探すしかなさそうだ。

 そんなことを調べているうち、「Galaxy Watch 8 Classic」のバッテリー残量は、徐々に増え、朝には70%台まで回復。どうやら、充電ケーブルのお皿の部分を机の上などの平らな場所に置き、時計の向きを回転させながら、最適な位置を探すと、充電速度が少し早くなるようだ。

 いや、そんなことより、早く純正の充電ケーブルをアクセサリーとして、販売してください。>サムスンさん

 各社のスマートウォッチを触ってみると、電池持ちでは「HUAWEI Watch」が最強だし、「Galaxy Watch」と「Pixel Watch」は「Gemini」をすぐに呼び出せるなど、AIとの連携で大きくリードしている印象だけど、充電ケーブルについては「Apple Watch」って、10年前に発売された初代モデルから互換性が保たれている。

 まあ、いずれにせよ、旅行や出張に出かけるときは、スマートウォッチ用充電ケーブルをお忘れなく。

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