みんなのケータイ

データシェアが優秀なLinksMateが複数台持ちに最適

 ちょっと前の話になりますが、迷いに迷ってiPad mini 第6世代を購入しました。

 電子書籍を読むのに使っていた初代Galaxy Foldも使い続けること2年半が経ち、性能に不満はないのですが単純に飽きてしまったので、それに代わる端末としての購入です。

 手元にはM1搭載のiPad Pro 11インチもあります。

 買わない理由を探し、Galaxy FoldではもっぱらKindleでマンガを読むくらいの使い方しかしていなかったので、昨秋にモデルチェンジしたKindle Paperwhiteあたりを買って出費を抑えることも考えたのですが、あまりにも周りでiPad mini 第6世代を購入した人の満足度の高い話を聞かされていたので、物欲には抗えず。

 と、そんなiPad mini 第6世代ですが、いざ使ってみると結構便利です。

 取材や打ち合わせのない日の小さいショルダーバッグやデイパックにもスッと入る大きさや、多数のアプリを起動してもサクサク動作する点がかなり気に入ってしまい、読書だけでなく移動中にブラウジングやSNSに使うことも増えてきました。

 そこで考える必要が出てきたのが通信プランです。

 iPad mini 第6世代は元々読書用で考えていたので「自宅で読みたい本をダウンロードしておく」「どうしても外出先で通信が必要になったときは、povo2.0の24時間データ使い放題を買う」で済ませる予定でした。

 が、上にも書いた通り持ち歩きやすさと使い勝手の良さから頻繁に通信を行うため、もっと単体で自由に通信できるプランを用意したくなったのです。

 そして今回選んだのがMVNOの「LinksMate」。

 10GB以上のプランであれば2回線目以降は月額110円でデータシェアする回線を増やすことができます。筆者の場合、iPadそれぞれの一カ月の通信量が3~4GBくらい。2台で10GBいかないくらいだったので、最小の10GBのシェアで十分です。

 この変更で通信料は、povo2.0がデータ追加 3GB(30日間)990円+データ追加 1GB(7日間) 390円の2回線分で2760円であったのに対し、LinksMateは10GBプラン(データ通信のみ)月額1518円+追加SIM月額110円=1628円と、1000円ほど下がりました。

 コストが下がった分、ちょっと贅沢というか興味のあった「カウントフリーオプション」にも加入。月額550円のサービスですが、回線ごとではなくグループ単位での加入になるので、今回契約した2回線両方でカウントフリーの恩恵を受けることができます。

 カウントフリー対象はゲームアプリが多いのですが、筆者がよく使うものだとTwitterとABEMAも対象に入っているので、今まで以上に通信量をグッと抑え、10GBで通信できる量は更に多くなったはずです。

 またLinksMateで気に入っているのはSIMカードにeSIMが選べること。

 そしてデータシェアをするeSIM追加を、マイページから簡単に行えることが挙げられます。

 追加のSIMカードはeSIMであっても、また回線数が3回線目以降であっても月額110円で追加できるため、外出先でうっかり手が滑り、eSIMに対応したスマートフォンを買ってしまってもすぐに通信手段を用意できるのは嬉しいサービスと言えます。

 ほかにも、5Gが利用できるオプションサービスは無料で提供されていますし、通信速度もブラウジングやSNSなら十分な速度が出ているため、通信コストをグッと抑えるだけでなく、実用性の面でもかなり優秀で気に入っています。

 メインを除き、複数台のデバイスに入れる回線で悩んでいる場合、LinksMateはかなりいい選択肢としてオススメです。