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「Galaxy Z Fold3 5G」でほのぼの系のGalaxyユーザーコミュニティを堪能

【Galaxy Z Fold3 5G】

 2009年にTwitterに登録してから、13年目に突入した。その年に生まれた子どもがいたら、小学校を卒業するくらいの期間だ。

 当初は、どうでもいいことをつらつらとつぶやき、それに反応してくれるコミュニティのメンバーがいたこともあり、日に数百件もの投稿をしていたこともあった。つぶやきを保存するサービス「twilog」によれば、最高が日に807件だったそうだ。ああ恐ろしい。

 しかし、コロナによる閉塞感からか、対立構造が目立つようになり、なんとなく自分のTL(タイムライン)が殺伐としてきたように思え、ここ最近、開く機会がめっきり減ってしまった。もっとも、「減った」といっても自分の中で相対的に減っただけで、普通の、健康的な生活を送っている人たちから見れば、「いや、十分に多いよ」と思われるかもしれないが。

 代わりに、よく閲覧するようになったのが、Galaxyユーザーだけが使える限定アプリ「Galaxy Members」内のコミュニティサービスだ。

 同サービスに気づいたのは、時期不明の数年前のこと。9のつく日にプレゼントがもらえる「オト9の日」キャンペーンか、5のつく日の「5Go!Galaxy」キャンペーンのいずれかで、Galaxy Membersアプリを毎月3回開くようになり、すごろくでためたポイントで、スロットに挑戦し、商品が当たるかもしれない「Galaxy Members Point Chance」キャンペーンで、ほぼ毎日、忘れずに開くようになった。

毎日開いて挑戦すれば、ポイントが少しずつ(あるいはドカーンと)貯まる。貯まったポイントでスロットに挑戦でき、当たれば豪華賞品がもらえるというキャンペーンが過去に開催されていた

 その中で見つけたのが、Galaxyユーザーたちの集うコミュニティ機能だった。

 当初は、「これ以上、投稿するSNSを増やしても、管理しきれないから」と敬遠していたのだが、ほかのユーザーの投稿に対しての「いいね」の数や、暖かいリプライを見るにつけ、参加したい欲がむくむくと湧き上がってきた。

 それでも、人見知りかつ臆病な性格ゆえ、Galaxyコミュニティ内のやりとりをほほえましく眺めるだけだったのだが、ついに参加を決めた。

 そのきっかけとなったのが、Galaxy Z Fold3 5Gの“予約キャンペーン賞品届かない事件”だ。

 要は、期限までに予約と購入を済ませ、かつ応募したユーザーに、専用ケースとGalaxy Z Fold3 5G専用Sペン、Galaxy Buds Proをプレゼントしますよ、と告知されていたのに、なかなか届かない、そもそもちゃんと応募できていたのか、と不安になってしまったという事案。ほとんどの場合、キャンペーンに応募すると応募受付(または完了)メールなりが届くのに、それが届かなったことから疑念が生じ、疑念・不安が膨らんで自分ではコントロールできなくなってしまっただけなのだが。

 そのとき、ふとGalaxyユーザーのコミュニティを思い出した。Galaxy好きな人であれば、Galaxy Z Fold3 5Gを予約購入しているはずだ。そして、キャンペーンにもすかさず応募しているはずだ。“みんな”のところには届いているのだろうか。

 すると、すぐに、「まだ届かない」「いつ届くのかな」といった投稿を何件も見つけることができた。「うちにもまだ届いていないんですよね」「いつ届くんですかね」といった暖かいコメントも寄せられている。

 そこで自分も「届きませんなぁ」というタイトルで投稿してみた。すると、あっという間に数件のコメントが寄せられた。中には、同様に応募完了メールが届いていないという人も……。

反応してもらえるのが、純粋にうれしい。しかも、有益なコメントを寄せてもらえる

 その後、試しに気になる投稿にコメントしてみたところ、見ず知らずどころか、それまでやり取りしたことのなかったような投稿主からリプが寄せられるという経験も得た。「『F外失』とかいうあの文化は不要なのか。なんと寛容な」と思ったのは言うまでもない。

 どこにおいても深入りすることはもうしないと思うが、殺伐としたTLに疲れたら、こういうほのぼの系コミュニティを眺めているのもいいものだな、と思ったのだった。

 なお、TLはユーザーによって作られるので、殺伐としてしまっているのはもちろん筆者のチョイスが原因であり、Twitterや、その後ろに広がっている世の中を責める気など一切ないことをお伝えしておく。