みんなのケータイ

野球をスタジアムで観戦しながらライブ中継も観たらデータ容量が溶けました

 筆者、今年からプロ野球チームの千葉ロッテマリーンズのファンクラブに入りました。佐々木朗希投手の投げるところを生で観たいという理由からなのですが、今のところ、球場に足を運んでも登板日を外してしまい、一度も観られずにいます。

 ところで筆者、ワイモバイル回線を1回線、契約しており、その特典で「ベースボールLIVE」が配信している野球中継のライブ映像を無料で見られます。なお、ベースボールLIVEでは、マリーンズの所属するパ・リーグの主催試合は全試合配信されます。

ボールが速いか、足が速いか!? 微妙なプレイもバッチリリプレイてな感じであります。

 ワイモバイルのデータ量は毎月余り気味と言うこともあり、先日、球場を訪れた際にスマホを持っていき、現地で試合を観ながら、手もとでライブ映像も楽しんでみたところ……これがなかなか良い感じでありました!

 ベースボールLIVEの動画配信は遅延があります。感覚的には、ちょうど“ピッチャーがボールを投げる1球分”くらい、遅れて映像が流れてくるのですよね。

 なので、観戦中、ヒットを打ったり、いい守備があったり、ホームランが出たりするなどのイベントがあったときには、手もとのスマホでは、リプレイ映像のような感覚で、その場面が再生される、という感じです。

 球場で野球を観ると、そのライブ感はいいのですが、やはり選手が遠くて、微妙なボールやストライクなどの判定までは見きれないものです。その点、動画の配信があると、コース際々のストライクや、タッグ(守備側の選手が球を持ちタッチしようとする行為)をかいくぐってランナーの足がベースに届いていた、セーフだ! というような微妙な点までちゃんと目で見られるんですよね。

 ライブ感と、テレビ観戦感のハイブリッドな感じが非常にグッドです。

 ただ、しかしですね……問題もありました。それは、その映像配信再生に使われるデータ量です。

 3時間半の1試合の動画再生に使用されたデータ通信が、なんと40Gバイトを超えました!

こちらがモバイル通信に使用されたデータ量。「ベースボールLIVE」が「42.7GB」の表示ですよ……。恐るべし、動画再生。

 筆者の契約しているプランは「シンプルプランM」(1回線時の利用料は月額3278円、15GB)ですが、前月の繰り越し分と合わせても、かなりの容量を、この一試合で使ってしまったことになります。

 この遊び方は、大容量プランや、データ容量無制限プランに入っている方向けかもしれないですね。あるいは、Wi-Fiが完備されている球場でなら、気にしないで楽しめそう。

 この日はマリーンズが勝利しましたし、松川捕手の盗塁を阻止も見られたし、ヨシとしますか!