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スマホアプリ「Duolingo」で韓国語の勉強を始めました
【iPhone 13 Pro】
2022年4月12日 00:00
コロナによって家にいる時間が増えて、新しい趣味ができました。今さらながらの“韓流”です。
そもそも最近のK-POPや韓国ドラマの人気を“韓流”と呼ぶのはどうかは知りませんが、この2年の間に、韓国のエンタメコンテンツを楽しむ時間がグ〜ンと増えました。「YouTube」や「ABEMA」などで最新のK-POPを楽しめて、「Netflix」では韓国とほぼ同時に連続ドラマが配信されるのですから。いい時代になりましたよね。
韓国コンテンツを楽しむうえで壁となるのが言語。筆者は韓国語を勉強したことがないので、ハングルはまったく読めません。「サムスン」をどう書くかもわかりません。まぁ、音楽は歌詞がわからなくても楽しめますし、ドラマには字幕が表示されるので、困ることはないと思っていたんですよ、最初のうちは。
ですが、興味を深めていくうちに、気になるアーティストや俳優について調べたり、歌詞の意味を調べたくなったりしてくるんですよね。お気に入りのドラマの韓国での反応を知りたくなったり、カラオケで歌ってみたくなったり……。
スマホの翻訳機能のおかげで、だいたいの意味は把握できますが、ハングルを読めないと、いまいち頭に入りにくいんですよ。「こんにちは」が「アンニョンハセヨ」と言うことは知っていても、「안녕하세요」と見てもチンプンカンプンという状態で、もやもやしていました。
そこで、最近スマホで韓国語の勉強を始めました。話せることを目指しているわけではなく、ハングルが読めるようになったらいいなぁと思っただけなので、おうち時間を使った暇つぶし程度の勉強です。
ネットでの評判を調べて、いくつかのアプリを試してみて、楽しく続けられたのが「Duolingo」。僕は知らなかったのですが、米国発のサービスで、世界中に利用者がいて、パソコンでも学べるようです。
僕は今のところ韓国語だけを勉強していますが、英語、中国語、フランス語も選択でき、英語話者向けには、さらに多くの言語が用意されています。
「Duolingo」の韓国語コースは、ハングルがまったくわからない状態からクイズ形式で学べるのが利点。最初のうちは、誰にでもわかるような4択問題などが出題されて、間違っても何度も繰り返し出題されるので、自然にハングルの読み方や表現が身に付いていく感じ。
たとえば「ありがとう」には複数の言い方がありますが、細かい解説があるわけではなく、使い分けがわからなくても、「まぁ、いいか」「そのうちわかるだろう」という気持ちでレッスンを続けられます。頑張らずに、ダラダラと勉強できるところが性に合っているようです。
「Duolingo」は無料。ただし、結構頻繁に広告が表示されます。また、問題を間違えると“ライフ”が減って、回復するまで勉強できなくなったりします。当初は、僕も広告が消えるのを待ちながら勉強していたのですが、1カ月ほど前から有料版の「Duolingo Plus」に移行しました。
「Duolingo」は使い始めて、しばらくすると有料版を3日間体験できるようになっています。それで、やはり広告が表示されず、ライフが無制限になるのはいいなぁと思うわけです。
で、再び、無料版に戻って、不便を感じているときに、さらに“有料版を2週間無料で試せますよ”という案内が表示されるんです。しつこいくらいに。有料版のメリットを実感している僕は、その誘惑に負けてしまいました。有料版に加入して、2週間以内に解約することなく、使い続けているというのが現状です。
結果としては、有料版に移行したことは後悔していません。よくできたアプリだと思いますし、有料版への導きもうまいなぁと感心しています。
1年飽きずに続けられるのか? 1年経った時にどのくらいハングルが読めるようになっているのか? それはわかりませんが、ほんの1〜2カ月で、ハングルがなんとなく読めるようになったのは事実。韓国ドラマを見ていて、わかる言葉が増えて、うれしい気持ちになったりもしています。ちなみに、最近最も好きな韓国ドラマは「二十五、二十一」です。