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お得に新作映画を見たい! 「Google Play」のPlay Pointsを活用

 自粛生活が長く続き、最近筆者を悩ませているのが「見放題で見るものがない」問題だ。

 映画やドラマ、アニメなど、タイトルこそ知っていても見る機会を設けられず「いつかまとまった時間ができたら見よう」と考えていた多くの作品は、長く続く自粛生活でいつの間にかそのほとんどを見終えてしまっていた。

 もちろん、すでに視聴済みでも二度三度見たいものもあるため、見るものがなければ再びの視聴で時間を潰すこともあるものの、そうした作品の数も多くないため、とにかく最近は見るものがないことに困っている。

 そこで「直近で映画館へ見に行けなかった作品」の視聴をちまちまと進めている。

 こうした新しめの作品は、数カ月前まで映画館で上映されていた作品なので見放題になっていないものも多い。視聴は数千円を支払って作品を買い切ってしまうか、2~3日の視聴期間が設けられたレンタルとして視聴権の購入を行うかの二択になる。

 見てみないことにはおもしろいかはわからないため数百円のレンタルで視聴しているのだが、やはりこれも"チリ積も"で適当に見ていると結構な金額になっていたりする。

 もちろん映画化に見に行くよりもソフトを買うよりも安いため高いとは思わないのだが、もう少しお得に見る方法がないか考えたとき、ふとあるものを思い出した。

 思い出したのはGoogle Playの「Play Points」だ。

 Play PointsはGoogle Playを通じ、ゲームの課金アイテムの購入やサブスクリプションサービスの支払いを行った際に、利用額に応じポイントが貯まるサービスだ。

 貯まったポイントはさまざまなゲームのアイテムに交換できるほか、Google Playの残高に引き換えることもできる。

 筆者の場合、いくつかのサブスクリプションサービスをGoogle Playを通じ支払いを行っており、毎月少しずつ貯まっているポイントを時々ゲームのアイテムへ引き換えるような使い方をしていたのだが、Google Playの残高への引換が「お得に気になる映画を見る」のに使えることに今更ながら気付いた。

 Google Playといえば真っ先に「アプリストア」の役割を思い浮かべるが、アプリ以外にも映像配信や電子書籍など、さまざまなコンテンツの販売プラットフォームになっている。

 支払いにはクレジットカードやキャリア決済、そしてGoogle Playの残高を利用することができるため、Play Pointsで貯まったポイントをGoogle Playの残高に引き換え、それを映画のレンタル料に充当することもできる。

 ポイントの交換レートはGoogle Playの残高への交換だと1ポイント1円。交換単位は100ポイントからなので、ある程度まとまったポイントがないと交換はできないものの、交換できればそのまま作品にもよるが「映画1本のレンタル相当」くらいにはなる。

 またGoogle Playでレンタルした映画は、筆者宅であればソニーのBRAVIAがAndroid TVを採用しているので、同じGoogleアカウントでログインすれば大画面で視聴できる。

 テレビ自体にGoogle Playの映画を視聴する機能がない場合でも、Chromecastなどで画面をキャストするとか、最悪HDMIケーブルなどで画面に出力して見るという方法もあるため、スマートフォンのGoogle Playで買った・借りたからといって、スマートフォンの画面で見なければならないというわけでもない。

 何気なく今まで貯まっていたポイントのおかげで、筆者の場合は1カ月で5本の気になっていた映画を無料で見ることができた。

 Play Pointsは意外と知らぬ間にポイントが貯まっている可能性があるため、気になる映画などあれば普段利用している映像配信サービスで借りる前に、Play Pointsをチェックしてみるといいだろう。