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Pixelの新機能と夏の楽しみ方を提案「星空クリップ」や「プライド壁紙」、プライバシー保護機能など
2021年6月8日 12:22
米グーグル（Google）は、スマートフォン「Pixelシリーズ」について、「星空クリップ機能」や「プライド壁紙」、「プライバシー保護機能の強化」などを発表した。
夏のおすすめ「星空クリップ」「プライド壁紙」
「Pixelユーザーは、夜空の素晴らしい写真を撮るのが大好き」というのは、プロダクトマネージャーのダニエル・ガンドラム氏。ガンドラム氏は、この夏のおすすめ機能として「星空クリップ」と「プライド壁紙」をあげた。
Pixelの「夜景モード」では、写真とビデオを同じ露出で撮影でき、空を移動する星のビデオを作成できる。この機能は、Pixel 4以降のPixelシリーズで利用でき、撮影時は三脚や岩の上など安定した場所にスマートフォンを設置する必要がある。
また、Pixelシリーズに新しい壁紙と着信音が用意されている。アシュトン・アッツ氏がPixelのために作成した3つの壁紙のほか、LGBTQ+アーティストやYouTubeクリエイターが作成した、プライドをテーマにした新しい着信音と通知をラインアップされている。
プライバシー保護
5月に開催されたGoogle I/Oで発表された写真保護機能「Locked Folder」は、Pixelユーザー向けに先行提供されている。同機能では、写真やフォルダに対してパスコードでロックできる。
写真を撮影して追加する際は、カメラアプリからそのままフォルダを選択するだけで、ロックされたフォルダに保存できる。
交通事故を検知し通報
Pixelの自動車事故検出機能が新たにスペイン、アイルランド、シンガポールで利用できるようになった。
自動車事故検出機能は、重大な交通事故を検出し、ユーザーの無事を確認する。ユーザーからの応答がなければ、Pixelが自動で緊急応答者に現在地や関連情報を共有する機能。前述の3国のほか、イギリス、オーストラリア、米国で提供されている。
文字／方言識別機能の強化
Googleアシスタントの音声認識機能やGboardのテキストスニペット提案機能などで、ユーザーはすばやく電話に出たり情報共有できるようになったとガンドラム氏はコメントする。
このほか、国や地域に特化した機能も搭載している。
たとえば、電話に出る前に相手の名前や用件を確認できる「通話スクリーニング機能」が日本でも利用できるようになった。日本のほかカナダ、米国で利用できる。
また、レコーダーアプリでは、英語の方言に対応する。シンガポールやオーストラリア、アイルランド、イギリス言語などに対応し、7月末までにPixel 3以降のPixelシリーズで利用できるようになる。