みんなのケータイ

eSIM再発行無料化で機種変が楽に! 憧れのクリムゾンレッドへ機種変更してみた

【Rakuten Mini】

 つい最近までeSIMの交換や再発行に3000円(税別)かかっていた手数料を10月12日から無料化した楽天モバイル。「SIMカードを入れ替えるように、eSIMの書き換えが自由にできないなんて!」と嘆いていたが、これで好きな機種を使えるようになった。

 そんな折、夫がRakuten Miniのクリムゾンレッドを仕入れてきた。OSMO Pocket(オズポケ)のモニター兼リモコンとして使いたいから、というのだ。

 「オズポケに使いたいだけなら、色、関係ないよね」と、箱から出したばかりのクリムゾンレッドカラーのRakuten Miniを奪……もとい、わたしのクールホワイトカラーと交換してもらうことにした。せっかくeSIMの書き換えが自由にできるようになったのだし、やらない理由はないし。

 Rakuten MiniからRakuten Miniへの機種変更はかんたんだ。なにせ、my 楽天モバイルアプリがプリインストールされている。クールホワイト側でeSIMの再発行申込みをしたら、初期設定を終えた新しいほうのRakuten Miniのmy 楽天モバイルアプリでログインし、数タップで完了する。

旧機種(クールホワイト)側

左:my 楽天モバイルアプリを開いたら、「契約プラン」をタップする。右:「各種手続き」をタップ
左:「SIM交換」をタップ。右:SIM交換・再発行画面が表示されるので「再度初期設定」をタップし、「再発行を申請する」をタップ
左:「お申し込み内容の確認」画面で、確認後、「確定する」をタップする。右:申し込み番号が表示される。「準備中」の文字はあまり気にしなくても良い

新機種(クリムゾンレッド)側

左:クリムゾンレッド側でmy 楽天モバイルアプリを立ち上げログインしたら、表示されている申し込み番号がをタップする。右:すると「開通手続きをする」という枠囲みのテキストが表示されるのでタップ
左:「my 楽天モバイル モバイルネットワークに接続します」というダイアログボックスが表示されるので「接続」をタップする。右:しばらく待つと、画面が切り替わり「開通手続きが完了しました」と表示される。モバイル通信のアンテナからも開通したことがわかる
無事に機種変更を完了。旧機種のクールホワイトでは、モバイルデータ通信のアンテナが白抜きになっており、電波をつかんでいないことが確認できる

 なお、使わなくなったほうの機種を家族に渡したり、中古販売業者に売ったりするなど、手放す際には注意が必要だ。eSIMにはプロファイルが残ったままで、楽天モバイルの電話番号を見られる状態になっているからだ。その番号を仕事用として使っていて、「思いがけないところから受注できた!」というような奇跡を狙ってでもいない限り、消しておいたほうが良いだろう。

左:「端末情報」内の「電話番号」にばっちり残っている。右:削除するには「ネットワークとインターネット」の「詳細設定」を開く
左:「Rakutenには基地のプロビジョニング ウェブサイトがありません」というダイアログボックスが表示されるので「OK」をタップ。右:「携帯通信会社」をタップ
左:「Rakuten」の横にある歯車アイコンをタップ。右:「ステータス」が有効になっているので「削除」をタップしよう
クリムゾンレッド側では番号が表示されているが、クールホワイト側では非表示になった

 なお、同じ手順でクリムゾンレッドからクールホワイトに戻そうとしたところ、クールホワイト側のmy 楽天モバイルアプリでは、いつまでたっても「開通手続きをする」テキストが表示されず、「お申し込み内容の確認」内「0円」の下にある「次」の文字がチャットアイコンに隠れて読めない。「次回」なのか「次月」なのか、「次月まで待て」なのか、なにか大切なことが記載されているかもしれないような気がしてくる。まあ、前後から察するに「次回請求」なのだろうが。

文字の一部が隠れていると非常に気になる。チャットアイコンの位置を動かせるようにしてほしいと感じた

 「同日中に、何度も機種変できないのか!?」と思ったが、iPhone 12でmy 楽天モバイルサイトを開いたところ、機種変できる模様。まさかと思い、Rakuten Miniクールホワイトのウェブブラウザでmy 楽天モバイルへログインしたところ、「開通手続きをする」テキストが表示された。タップするとQRコードが……。

 いったん、iPhone 12で同様の操作をし、表示されたQRコードをクールホワイトの設定から「携帯通信会社を追加」まで進み、読み込んでみたところ、あっさりとeSIMの書き換えが完了した。すべてアプリで行えればもっとスムーズだったのになぁと残念だ。

とはいえ、eSIMの交換・再発行手数料の無料化のおかげでおおらかな気持ちで様々な方法を試せたが、以前のように3000円(消費税も合わせると3300円!)かかっていては、パニックになっていたかもしれない。ありがとう、楽天モバイル(?)。

$null

楽天モバイルオンラインショップ
最新機種の情報をチェック