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10万円オーバーのハイエンドスマホの購入・運用方法

【iPhone X/Galaxy Note8 SC-01K】

10万円を超えるiPhone XとGalaxy Note8

 ここ最近、スマホの高騰化で頭が痛い。ハイエンドモデルとなると10万円を超えるのが当たり前。しかも、各メーカーから同時期に発売されることもあり、いっぺんに大金が吹っ飛んでいく。先日はiPhone XとGalaxy Note8をまとめて購入したが、領収書の金額がスマホの域を超えていた。

 端末代金が上がっていく中で、見直したのが月々の通信料金だ。これまで、いくつかのMVNOと契約していたが、全く使わないSIMカードがあったりして、無駄に容量を余らせ、翌月にそのまま繰越すといったことを繰り返していた。

 しかし、今年になって、各キャリアが格安スマホ対抗の料金プランを投入してきた。新料金プランを活かせば、データ容量をうまく使いつつ、節約できるようになるので、iPhone XとGalaxy Note8購入時に2回線をMNPでMVNOからNTTドコモに移転させることにしたのだ。

 特にGalaxy Note8に関して、NTTドコモではMNPに限って月々サポートで10万円近い割引をつけている。これを活用しなくてどうする、ということで、NTTドコモへの移転を決めたのだった。

 最近、NTTドコモの回線は1人で2回線のみを契約していたが、今回、2回線を増やし、ウルトラシェアパックとして契約することにした。こうすることで、あまり音声通話を使わない回線はすべて「シンプルプラン」として月額980円で運用できる。子回線として500円が必要となるが、仕方ない。

 NTTドコモのSIMカードはiPhoneでも設定不要で使えるので、あれこれ機種を入れ替えたりして使う自分としては、使い勝手がいいのだ。MVNOだと、いちいちAPNを打ち込んだり、設定プロファイルを入れなくてはいけないのが結構面倒だったりする。何より、複数のデバイスのデータ通信量をまとめて管理して無駄なく使えるのがありがたい。

 もちろん、高価な端末を買いつつも、端末の割引が受けられるというのもメリットだ。

 また、NTTドコモの場合、一括で購入すれば、すぐにSIMロックを解除できるというのも便利だ。数年前までは、SIMフリーのiPhoneは、アップルストアで調達していたが、今年は、NTTドコモで一括で購入して、即SIMロックを解除。国内ではau回線、アメリカではソフトバンクのアメリカ放題、それ以外の国ではPrtoject FiのSIMカードを挿して使っている。

 世の中、「SIMフリースマホ」が注目を浴びているが、キャリアで世界最先端のスマホを購入し、端末の割引を受けつつ、SIMロックを解除して使うというのも、案外心地良いような気がしてならない。