みんなのケータイ

軽い、けれど機能はヘビー級のarrows Tab F-04Hでテレビ視聴が快適に

【arrows Tab F-04H】

「arrows Tab F-04H」(ホワイト)を使ってみました

 今年の7月にNTTドコモから発売されたスタイリッシュなタブレット「arrows Tab F-04H」。そのスペックは、10.5型のWQXGA(2560×1600ドット)の高精細有機ELディスプレイで、CPUはMSM8992(1.8GHzデュアルコア+1.4GHzクアッドコア)、メモリーはRAMが3GB、ROMが32GBで、下り最大262.5Mbpsの「PREMIUM 4G」にも対応しています。

 初めて手にしたとき、思わず落としそうになるほどの軽さにびっくりしました。また、前モデルと比べて薄くなっているのがわかります。背面はエレガントですっきりとしたデザインで、とても満足感の高い仕上がり。こんなに薄く、そして軽いと落としそうになってしまいますが、「arrows Tab F-04H」は最近の富士通製スマートフォンと同じく、米国国防総省が定めた「MIL規格」に準拠しているので安心です。

前モデルと比べて1ミリ以上薄くなっている
grip edgeでしっかりグリップしている

 「arrows Tab F-04H」の特徴のひとつは、本体底面と左右にある「grip edge」(グリップエッジ)です。筆者が持っているタブレットでは、テーブルの上に立てかけてテレビを視聴するとき、視聴中に本体が倒れてしまうことがたびたびありましたが、「arrows Tab F-04H」ではgrip edgeのおかげでまったく倒れることがありませんでした。また、映像処理エンジン「Xevic」(ゼビック)による色鮮やかな映像と、前面にあるステレオスピーカーから出るクリアな音で快適にテレビを視聴できます。

 これまでテレビのニュース番組の視聴が日課の筆者は、部屋の奥に行くとフルセグの電波が受信できず、すぐにワンセグに切り替わってしまう受信環境に悩まされていましたが、「arrows Tab F-04H」はテレビの受信感度が良好で、東京スカイツリーから直線距離で22キロメートル離れた筆者自宅の部屋の奥で、本体内蔵アンテナのみで安定してフルセグを視聴することができました。

筆者自宅でテレビを受信
部屋の奥でアンテナを収納した状態でもフルセグを受信できる

 また、これからの季節に便利な「手袋タッチ」などを前モデルから引き続き採用し、新たに虹彩認証「Iris Passport」を取り入れるなど各種機能も充実しています。軽くて薄い、けれど機能はまさしく「ヘビー級」な「arrows Tab F-04H」で、心を「ライト」にしてみるのもいいのではないでしょうか。

「手袋タッチ」も引き続き搭載
新たに「Iris Passport」が搭載された