みんなのケータイ

HUAWEI GR5のアクセサリーを中国のスマホ市場で爆買い

【HUAWEI GR5】

HUAWEI GR5の故郷、中国の深センへ向かいます

 ちょっと早いですが夏休みをいただき、中国の深センに行ってきました。深センはファーウェイの本社がある街で、筆者が使っているスマートフォン「HUAWEI GR5」(以下、GR5)の故郷とも言える街。そして、何十もの電器製品の工場、秋葉原の数倍規模の電気街が存在する、現代コンシューマーエレクトロニクスのメッカとも言える街。日本の規模からは考えられないサイズのスマートフォン市場ビルがある街です。

この通路を抜けたら、そこは中国、ファーウェイの故郷、中華スマホのメッカ「深セン」
スマートフォン関係の店が集まる市場ビルに向かいます

 以前、深センに行ったときに中国製のケータイアクセサリーが大量に売っているのを見て、もし中国メーカー製スマートフォンを使うことがあったら絶対に来ようと思っていたのです。

 筆者が買ったGR5、いい機種なのですが日本では対応するアクセサリー類がほとんど売ってないのですよね。銀座のファーウェイカスタマーサポートセンターでさえも。ヨドバシAkibaでも、なんとか数点あるレベル。それも飾り気のない地味なケースとか。だから中国で、日本では売ってないようなGR5用アクセサリーをバンバン爆買いしてやろうと考えました。

 そして、ついにやってきました。行ったのは、深セン地下鉄・華強路駅近辺にある巨大電気街のとあるビルです。1年ぶりにやって来たこのスマートフォン市場ビルには、以前はなかった「VRメガネ屋さん」や「ドローン屋さん」が増殖していて、なんというか、やっぱり中国商人は機を見るに敏だなぁ、という感じでしたが、ちゃんとケータイアクセサリー屋さんも残っておりました。

 店頭には、ピカピカ金キラ金メッキとか、女子力高い絵柄のケータイカバーやら、シャオミ製のイヤフォンやら、車のエアコンに取り付けるスマートフォンマウンターやら、バッテリー、硬質ガラス製スクリーンプロテクターなどなどの数々が並んでおります。

 中でも、このアクセサリー類、特にスマホカバー屋さんが集まっている一角はすごいです。「トランスルーセント(透明)」「金ピカメッキ」「ゴツイ」「女子力高いイラストが描かれた」などのスマホケースやデコケースなどが大量に並んでいます。壮観です。

 秋葉原を知っている人なら、ラジオデパート(駅のガード下にある小さな電子部品店が集まった硬派なアーケードです)を想像してもらって、あれが1kmくらい続いて、全部の店にびっしりスマホケースが並んでいると思えば大体合ってます。

ビルの中はこんな感じのスマートフォンアクセサリの店がギッシリです。そして店の中にはスマホケースの山、山、山……
ピンクいのやら、ラメやらが全部これ、スマホケースです。ちなみに、この店は女子力高い系スマホアクセの店(って書かなくてもわかりますね)

 これらのケース、値段も1個150円から300円くらいと超お手頃で、値引き交渉もできます。というか、本来は卸売りがメインなので大量に買う人の方がかなり歓迎されるみたいです。10個とか、まとめて買うとさらにお値引きしてくれますので、可愛いモノ好きで、買い物好きで、ガジェット好きで中国語ができる女の子とか連れてきたら超喜びそうです。

 ただ、去年連れられて来たときには気づいていなかったのですが、中国のお店で売っているスマートフォンのアクセサリーって、実は結構な数、おそらく過半数は、中国機種ではなくiPhone 6/6sやGalaxy S7/S7 edgeあたりの機種向けのモノなんですね。なので、わざわざ中国メーカーのモノを買う必要はなくて、iPhoneユーザーの女の子を連れてきても喜ばれそうです。

 もちろん、中国メーカーのホームグランドですので、中国メーカー向けのも置いてあります。ファーウェイで言えばP8や、発売間もないP9向けあたりがたくさん置いてあります(残念ながら、日本メーカーや台湾メーカーの端末向けのものは皆無)。

 それとわかったのは、この中国の市場、売れ筋とそうでない機種が物凄くハッキリしている、ということです。行ったビルに卸売り向けのお店が多かったせいもあるんでしょうが、売っているアクセサリーは最新機種向けが多く、ちょっとでも古い機種用のものは在庫が激減します。たとえば、iPhoneでも5や5s用はもう全然ありませんし、ファーウェイ向けでもP8、P9向けはあるんですが、GR5用は全然ありません。

 発売されてから2カ月も経ってないP9用の方がGR5用よりたくさん売ってるってどういうことなの……。そこまで新しいモノ好きなんですか、中国の人!

店員さんに勧められるままにしていたら、爆買いになってしまったスマホケースの数々。確かに日本では買えないGR5用アクセサリー(正確には5xとmate 7用)ですが、これは完全に女子向けのお土産になってしまったような……。ちなみに、知り合いにGR5使ってる女子はいません

 ただ、スマホを見せて「これに使いたいのー!」と言うと、初めからiPhone用しか売ってないようなお店は一言「没有(ないよ)!」で済まされてしまいますが、使えそうなモノがあったらいろいろ提案してくれるのも中国のお店のいいところです。店員さん曰く、GR5は、同じくファーウェイ製のHonor 5xやMate 7用が兼ねられるんだとか。Mate 7だと穴が1個多いのですが、カメラや指紋認証センサーの位置が同じなので、余計な穴さえ気にしなければ使えますよ、と。

 いろいろなスマホカバーを扱うお店のなかでも、どういうわけか「女子力高い」グッズを取り揃えているお店の店員さんが特に親切に対応してくれるので、ついつい「これが使えるよ」と教えられると買ってしまいます。で、品々を買い込んでしまい、今回は、結果的に女子向けスマホカバー爆買いの回になってしまいました。

 深セン(と隣接する香港)は好きな街なので来年もきっと来ると思うので、そのときもまた使っているスマートフォンのアクセサリー、今度は自分用のを買い漁りに来ようかと思います。来年使うスマートフォンは、iPhoneの新機種かHUAWEI P9……、どちらにすべきでしょうかね?