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連載バックナンバー

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■	「原宿BOX」［2001/01/11］

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2000年

iモードで本格派RPG!!

平地レイ
1976年９月４日生まれ。乙女座。AB型。元東京パフォーマンスドール研修生。1997年には東芝EMIより「コスプレックス」としてデビュー。現在はデジタル系やゲーム系に強いタレントとして、コラムの執筆やゲームショーなどのイベントの司会で活躍中。ただいま日立のオフィシャルサイト内にて、「ひらちれのひたちれトーク2001」を連載中。著書インプレス刊「できるIモード」も絶賛発売中。ダンスとパソコンと猫が好きな天然電脳娘。

あまりにも有名なハドソンのロゴ

　おっはー（流行りに乗ってみる）。ひらちれですー。気がついたら今日で８月終わりですよ。早いですね。自宅前の公園の木で鳴いているセミが、カナカナカナカナいってます。ヒグラシですねー。これが鳴くと夏も終わりって気がします。情趣的。

　つーことで残暑が厳しい中、絶賛溶解中で元気に取材です。しかし昼の炎天下、地下鉄出口で担当を待たすひらちれ。すいませんっ。今回の取材はハドソンさんです。

■ 「ミラクルくえすと」

　今回は、９月１日から正式運営される、ハドソンさんのiモード用本格RPG「ミラクルくえすと」のお話を伺ってきました。取材に伺ったのは８月28日ですので、ひらちれと担当Ｓ根さんは８月21日から開始しているお試し版をがしがし遊んで取材に臨みました。しかし本サービス開始していないのに取材に行くのは珍しいです。なぜかというと、担当Ｓ根さんがめちゃめちゃRPGが好きだからです。

　とは言え、ひらちれも実はウルティマオンラインとドラクエ７とイース２エターナルを同時進行させてるくらいRPG好き。本サービスが始まってない分、ゲームシステムの細かい話などをぐいぐい聞いていきたい勢い。

　「ミラクルくえすと」のゲーム概要は、現実の日本とそっくりのファンタジー世界「ミラクガルド」を、ユーザーである主人公が、さまざまな形で与えられたクエストをこなしていく、というもの。ラスボスは居る（らしい）のだけど、それを倒すためだけに行動するのではなく、お金をためてランキングに載ったり、キャラを育てていく過程を楽しんでもらいたいとのこと。

　iモードで本格RPGとは、どれくらい本格的なのかしら～と思っていたひらちれですが、実際にお試し版をやってみた感想として、確かに作りこまれてる、と思いました。面白いです。

　世界観が、ちょっと“おふざけ”気味なところもイイですね。村の名前が「ニジュ・サンク村」「ハ・チオジ村」とかなんです。最初気がつかなかったけど「あ、これ23区だ。んでこっちは八王子だ」と、気がついておかしかった。


	ダンジョンは雰囲気重視の３Ｄと実用重視の２Ｄから表示が選べる本格派。 (C) 2000 HUDSON SOFT

　それから、このゲームの特徴として、メールでのクエスト進行システムがあります。クエストを得て、村から村へ移動する場合は「接続を切ってお待ち下さい」と出る。村に到着したらメールが届いて、また先へ進めるというもの。

○○

担当責任者、開発の進藤さんと。熱く語ってくれました。

　開発の進藤さんがまたここで面白い事を。「移動は実際のJR各駅停車に乗ったのと同じ時間がかかります。たとえばハ・チオジに移動するとき、中央線の東京駅で接続を切ると、実際に八王子駅につく頃に到着メールが来ます」をを。なかなか地域密着型ですネ。ちなみに１都６県、各２都市がモデルのカン・トゥー編（関東編）が当初提供されます。今後は中部地方などのマップが拡大されていくとか。

　さっきもちょっと触れたけど、主人公成長モノのゲームなので、ランキングがいろいろあります。初心者もランキングに入りやすいように、完全に一週間で区切るものもあるそうです。通常の経験値や賞金ランキングのほかに「上昇レベルランキング」や「敗北回数」「獲得アイテム数」など、全部で11のランキングがある予定。「敗北回数」とかって、ひらちれ向きだなー（笑）。

　あとは、この「ミラクルくえすと」で稼いだお金は、同じハドソンのｉモードコンテンツ「ミラクルＧＰ」でも活用できます。反対に「ミラクルＧＰ」で稼いだ賞金を「ミラクルくえすと」で使用可能。


(C) 2000 HUDSON SOFT
こんな感じの敵やアイテムが登場。画像は白黒なんだけど、このアイテムって……

　パケット代が結構かかるんじゃ?!　という問題は、さっきのメールシステムを採用して連続してプレイできないようにしたほか、画像も少なめに、モンスターやアイテムは白黒に、１日でできるクエストの数も制限して対処されたとのこと。クエストは全部で100本以上用意されているとのことなんで、家庭用ゲーム機のRPGのようにガシガシ集中してやりこむというより、ゆっくり時間をかけてやっていくRPGになりそうですね。それがiモードならではの良いところ。

■ 東京ゲームショウ

　ところで、ハドソンさんはこの「ミラクルくえすと」を９月22～24日に行われる「東京ゲームショウ 2000秋」に出展されるそうです。東京ゲームショウ期間中は、限定特別イベントとして「ミラクルくえすと・幕張版」を「お試しハドソン」内で無料で提供されるとのこと。この３日間だけ、幕張周辺の地名とか地域イベントがiモードで遊べるわけでございます（開発のみなさん、お疲れ様です）。

■ と、いうことで

　今回のゲームはひらちれも実際に遊びまくって、疑問を質問できたりしたので、有意義でした。表面は“おふざけ”でもゲームシステムはカッチリつくってある。これは長く遊べるゲームだなーと思いました。この調子でぜひ、今後もみらくるわーるどを拡大していってもらいたいです。

◎◎◎　読者プレゼント　◎◎◎

　じゃじゃん!!　今回の取材で、美人広報、半田さんにお土産をもらいました。わーいわーい！　持ち上げるとボンバーマンのBGMが流れるマグカップです。ぴろぴろ～♪　これを５名さまにプレゼント。欲しいという方は下記要領で応募してね。

応募は締め切りましたっ！
たくさんのご応募、ありがとうございました

　欲しい方は、件名（Subject）に「ボンバーマンマグカップ」、本文にお名前（ハンドルネーム可）を記入したメールを「k-tai-present@impress.co.jp」宛にお送りください。締切は９月４日正午。当選者には後日送付先確認のメールをお送りします。当選者発表は、来週のこのコーナーにて。たくさんのご応募、お待ちしていますっ！

■ ＵＲＬ
　 webbeeハドソン
　 http://www.webbee.net/
　ひらちれのお部屋
　 http://www.hirachi.com/
　ひらちれのお部屋（iモード用）
　 http://www.hirachi.com/i/

（平地レイ）
2000/08/31 00:00

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