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KDDIとカカクコム、飲食店向けアプリ「ヨヤクノート」の新会社

 KDDIとカカクコムは、「食べログ」の飲食店向け予約台帳アプリ「ヨヤクノート」の拡販などを行う合弁会社を4月1日付けで設立する。

 「ヨヤクノート」は、カカクコム運営の「食べログ」や、電話、メールで受け付けた予約情報をまとめて管理し、タブレット上で予約を確認・更新したり、顧客情報を管理したりできるアプリ。ネット経由での予約は、営業時間外でも受け付ける。

 導入店舗にとっては、アプリだけではなくタブレットもあわせて導入したほうがよりスムーズに移行できる。このためKDDIは店舗向けタブレットを提供する方針。アプリの初期設定、店舗ごとに異なる利用制限といった設定も行う。あわせて決済ソリューション、販促システムの提案なども展開する。

 新会社の資本金は300万円で、株式のうち51%をKDDI、49%をカカクコムが持つ。代表取締役社長には、KDDI金融・コマース推進本部長の勝木朋彦氏が就任する。

関口 聖