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KDDIとカカクコムが飲食店向け予約管理アプリ販売で提携、合弁は解消

 KDDIとカカクコムは、飲食店向け予約管理アプリ「ヨヤクノート」の販売協力に関する業務提携に基本合意した。

 「ヨヤクノート」は、予約情報の管理や、顧客台帳の登録、カカクコムが運営するグルメ情報サイト「食べログ」との予約情報連携といった機能を備えたiPadアプリ。

「ヨヤクノート」アプリ画面

 KDDIとカカクコムは、2016年4月1日に合弁会社を設立し、「ヨヤクノート」の拡販に向けて協力すると発表していた。この合弁は今回の業務提携により解消される。KDDI広報は「サービス開発などの観点から合弁よりもベターだと判断したため、業務提携に移行した」と説明した。

 提携によりKDDIは飲食店向け営業にて、「食べログ」の集客サービスや「ヨヤクノート」を取り扱う。タブレット端末やau WALLET、決済といった既存のソリューションとあわせて提案することで、ネット予約の利便性向上とサービス拡充を狙う。

 あわせて、auユーザーが飲食店のネット予約をより利用していく取り組みを両社で検討するほか、「ヨヤクノート」の予約データを活用した新しい集客サービスのサービスを共同で企画開発していく。