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「ドコモ・イノベーションビレッジ」、第2期参加チーム募集

 NTTドコモは、ベンチャー企業育成プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第2期参加チームの募集を開始した。10月10日まで応募を受け付ける。

 今期は、「グローバル・スタンダードになりうる、モバイルを活用したサービス」がテーマとされ、選出された参加チームには転換社債引受により200万円の資金が提供されるほか、共同オフィススペースやリモートテスト環境などが無償で提供される。

 対象となるのは、設立3年以内、従業員数10名以下の法人、もしくは今後起業を予定している個人。各参加チームは、約4カ月の期間でサービス開発を行い、2014年3月下旬に予定されているイベントで成果を発表することになる。優秀なサービスについては、プログラム終了後にドコモとの事業提携や、ドコモ・イノベーションファンドからの出資も検討される。

 また、今期よりドコモとドコモ以外のパートナー企業が一体となって支援を行う「パートナーブースト枠」が用意される。同枠には、NTT西日本、NTTぷらら、NTTデータの3社が協力しており、各社が提示するテーマに合致する場合に選出される枠となる。NTT西日本とNTTぷららは「スマートテレビを中心とした新しい視聴スタイルや生活スタイルを実現するサービス」、NTTデータは「銀行・証券・保険をはじめとした金融サービスを担うソリューションおよび行政、ヘルスケア、農業、観光分野におけるソリューション」というテーマを設けている。

湯野 康隆