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ソフトバンクが複数機種でソフト更新、法人モデルは更新停止

 ソフトバンクモバイルは、シャープ製「AQUOS PHONE 102SH」「AQUOS PHONE 102SH II」「AQUOS PHONE 104SH」、デジタルフォトフレーム「PhotoVision TV 202HW」のソフトウェア更新サービスの提供を開始した。法人向け「202SH for Biz」は、不具合によりソフトウェア更新サービスの提供が中止された。

 「102SH」「102SH II」「104SH」の不具合は、GPS測位に時間がかかるというもの。対象ユーザーには順次SMSで更新が案内される。更新所要時間は最大20分。

 「PhotoVision TV 202HW」の不具合は、圏外になり、電源を入れ直さなければ圏内にならない事象が報告された。最新の端末ソフトウェアを適用すると、細かいバグも修正される。更新には最大15分程度かかる。不具合によって圏外になっている場合は、一旦電源を入れ直してから更新する必要がある。

 「202SH for Biz」については、6月13日から提供しているソフトウェア更新データに不具合が見つかった。このため現在、更新を停止し、不具合を改善したソフトウェアの準備を進めている。

 不具合は、法人コンシェルサイト「ケータイ機能制御」で、設定されたロックが正しく反映されないというもの。ロック設定していたものが解除されたり、ロックしていないものがロックされたりする。

 なお、6月13日から配信されていた更新ファイルをダウンロードしていなかった場合、今回の事象は発生しない。事象が発生した場合、法人コンシェルのサイトから全項目の規制を一旦解除して設定し直せば、事象を回避できる。ただし、回避策を実施すると、今後提供予定のソフトウェア更新サービスを提供した後に、再度規制を全解除して、設定する必要がある。

津田 啓夢