多機能なパナソニックのコードレス体組成計

パナソニックの体組成計「EW-FA71」。みての通りコードレス！

　体重計が必要になった筆者。だけどシンプルなものではつまらないと、多機能で変わったモノを探してみたところ、目にとまったのがパナソニックの体組成計、最上位機種「EW-FA71」だ。体組成計ということで、体重だけでなく体脂肪率なども計れる体重計なのだが、これは後述するとして……。

　まず、手足使って測定する家庭用の体組成計において、初のコードレスタイプなのである。体組成計って、ハンドルのようなものを持ち、本体部分からコードを引っ張って持ち上げるものがほとんど。あの本体から伸びるコードが無くなり、無線で飛ばすのである。コードレスは正義！ ハイテクは正義！ ということでグッときた。

　で、ハンドルのような操作部がコードレスになるといろいろ便利なことができるようになる。操作部の裏側には光センサーがあり、ここをお腹や二の腕、太ももなどに当てるだけで、皮下脂肪の厚みをチェックできる。一方、操作部の表側には各種ボタンと、見やすいカラー液晶画面があり、手元の操作部で結果を見られる（操作部を持って体重を計ると400gくらい増えるようだ）。足の指で電源スイッチを押し、操作部を手で持って手の指であれこれ操作できるので、途中でかがむ必要もなく楽ちんである。

　この体組成計「EW-FA71」で測れるのは、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベル、皮下脂肪の厚み、体組成年齢、バランス年齢、筋肉レベル、骨レベルと、非常に多い。で、これらのデータは本体内に登録され、数週間前、数カ月前のデータと増減を比較したり、基礎代謝を同年代や同体重の人と比べて比較したりできる。4人分のデータ登録が可能なので、家族の登録も可能で、かつそれぞれにパスワードロックもかけられる。

　これだけ多機能だと、体重計みたいなものだしさぞかし本体は重かろうと思いきや、「あれっ？」と思うほど軽く感じた。数字上は1.8kgだが、事前に考えもしなかったこの重量が一番驚いたことだったりする。

　ということで、超多機能な体組成計「EW-FA71」。体重計や体組成計はパソコンやデジカメのように、頻繁に買い換えるものでもないので、購入するなら今回紹介する製品のような、ちょっといいモノが良いのではないだろうか、と買ってから思ったのであった。

お腹や二の腕に当てるだけで皮下脂肪の厚みを測定	基礎代謝を同世代と比較する。もっと運動します、ハイ

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