みんなのケータイ

2013年冬モデルのF-01F(手前)と2015年夏モデルのF-04G(奥)

 基板の接続不良により販売を一時停止していた「ARROWS NX F-04G」ですが、私の使っている端末も同じ理由かどうかはわからないもののSIMがうまく認識できない状態となり、いったん修理をお願いすることに。その間は以前のARROWSシリーズである「ARROWS NX F-01F」を代替機として使っていたのですが、ちょうどこの記事を書く直前に修理が完了し、ARROWS AX F-04Gが手元に戻ってきました。

 サブ端末に安価なモデルを使うことはあれ、メインとして使っていた端末を型落ちモデルに切り換えることはここ最近あまりなかったのですが、しばらく昔のモデルを使ってから改めてF-04Gを手にすると、当たり前のように思っていたけれど実はとても便利で手放せない存在だったのだな、と気がつくことも多く、中でも「F-04Gがよかった!」と思ったポイントを3点ほどまとめてみます。

文字入力の快適さ
Super ATOK ULTIAS

 富士通のARROWSシリーズは、ATOKをベースにした独自の文字入力「Super ATOK ULTIAS」を搭載するなど、文字入力に非常に力を入れているのですが、F-04G修理中に使っていたF-01FはこのSuper ATOK ULTIASが搭載された「ARROWS NX F-05F」より1つ前のモデルのため、文字入力も「Super ATOK ULTIAS」ではなく「NX!input」を搭載しています。

 F-01Fをメインで使っていた時はあまり気にもならなかったのですが、F-04Gに慣れてからF-01Fを使うと文字入力まわりが明らかに違い、フリック入力したときの精度や入力したときの感覚などはF-04Gの方が使いやすいのです。Super ATOK ULTIASの場合はタッチ入力の精度を高める「プレミアムサクサクタッチパネル」という仕組みが搭載されていることもあるとは思いますが、久々に手にしたF-04Gは明らかに文字入力の手応えが違い、改めてSuper ATOK ULTIASの使いやすさを思い知らされました。

カメラの画質

 スマートフォンで気になるスペックの1つがカメラなのですが、F-04GとF-01Fではカメラの性能もかなりの差が。F-01Fも決して悪いわけではなく、F-04Gの画質が良すぎるというだけなのですが、食べ物や景色などの写真はスマートフォンで撮る機会が多いだけに、カメラの画質は自分にとって大きな問題。暗いところの撮影もF-04Gはかなり強いため、レストランや居酒屋などで写真を撮る時にも重宝しています。

カメラの画像比較(左がF-01F、右がF-04G)
TransferJet
ワイヤレスの超高速転送が便利なTransferJet

 この連載や「本日の一品」コーナーで何度も取り上げているTransferJetですが、これも一度使うと手放せなくなる便利さ。スマートフォンで撮った写真やスクリーンショットをパソコンに取り込みたい、けどオンラインにアップロードするほどではないという時に、わざわざケーブルを使ったりSDカードを取り出したり、という作業をすることなく、そして超高速にファイルを転送できるTransferJetは改めて非常に便利です。

 もちろん、パソコンに転送するにはパソコン側にTransferJetアダプターを装着する必要はあるのですが、自宅のパソコンは空いているUSBポートにTransferJetアダプターを装着しっぱなしにしているので、ほとんど内蔵と変わらない使い勝手。パソコンのTransferJetをダブルクリックで起動し、あとはF-04Gをかざすだけの簡単操作でファイルを転送できるTransferJetは、すべてのスマートフォンに内蔵して欲しいと思うほど手放せない機能になりました。

 なお、F-01Fも最新スペックと比べると劣る部分はありますが、使っていていいところもたくさんあります。3日持ちを公称する長持ちバッテリー、手に持ちやすいラウンドフォルムと片手に収まる大きさの画面サイズ、USBキャップレスで手軽に充電できるなど、ハイスペックを追求しすぎないバランスの良さはF-01Fの大きな魅力でもありました。

 その点では先日発表された富士通スマートフォンの新モデル「arrows Fit F-01H」も、ほどよいスペックでバランスのいい端末に仕上がっているところが気になっているのですが、TransferJetが搭載されていないのが悩みどころ。今後もTransferJet愛好家として、すべてのスマートフォンにTransferJetが搭載される世界を夢見つつ啓蒙を進めていきたいと思います。