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「BIC SIM」のeSIMは何がすごい? オススメする4つのポイント

 スマートフォン本体にSIMカード機能が内蔵され、必要な情報をインターネット経由でダウンロードして使う「eSIM」。徐々に普及が進み、MVNOでもさまざまな事業者がeSIMに対応している。

 Webで手続きが終了し、即日開通もできるなどメリットの多いeSIMだが、どの会社で契約しようか悩んでいる人も多いはず。そこでおすすめしたいのが「BIC SIM」だ。今回は、筆者的視点でBIC SIMのeSIMが優れている「4つのポイント」をお届けする。

BIC SIMのeSIMはここがおすすめ

 まず、eSIMそのもののメリットを挙げてみよう。

 一般的に、スマートフォンを使うには「SIMカード」と呼ばれる小さなカードを装着する必要がある。SIMカードには契約者を特定するための情報や電話番号が記録されており、SIMカードをスマートフォンに装着することで、音声通話やデータ通信が可能になる。

 このSIMカードと同じ機能が、スマホ本体に内蔵されているのがeSIMだ。SIMカードを装着するのではなく、スマホ内のチップにインターネット経由で必要な情報を書き込むことで、音声通話やデータ通信が可能になる仕組み。インターネット経由で回線契約から開通までできてしまうのが、eSIM最大のメリットだ。

 SIMカードの場合は、Webで契約してもカードが郵送されてくるのを待つ必要があるが、eSIMならWebで手続きが完了すれば、即日開通も可能。

 また、解約する際にSIMカードをキャリアに返送する必要もない。小さなSIMカードをスマホに抜き差しする面倒がなく、うっかり紛失してしまうことも防げる。

 思い立ったらすぐに契約、開通できるeSIMは、お得な料金プランを選んで、すぐに使いたいという人におすすめだ。

筆者が選ぶ4つのポイント

 では、ここからは筆者がなぜ「BIC SIMのeSIM」をお勧めするのか、4つの理由を紹介しよう。

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NTTドコモとKDDI回線から選べる

 BIC SIMの音声eSIMは、ドコモ網(タイプD)、KDDI(au)網(タイプA)の2つの回線に対応しており、自分の行動範囲や持っている端末に合わせて好みの回線を選択できる。デュアルSIM対応端末を持っているなら同時にタイプD、タイプA両方の回線を契約して利用することも可能だ。

 場所によってつながりやすい回線を選んで使ったり、万が一、災害や通信障害でどちらかの回線が使えなくなった場合に、回線を切り替えて使ったりすることもできる。プライベートと仕事で使い分けるのもいいだろう。

eSIMは契約後、すぐ使える

 eSIMそのもののメリットでも紹介した通り、BIC SIMのeSIMは、オンラインストアでの申し込み後、最短当日、約30分で利用を始めることができる。

 店舗に出向くことも、SIMカードが配送されてくるのを待つ必要もない。eSIM対応のスマホがあれば、すぐに使い始められる手軽さがメリットだ。

両方の通信網でデータシェアが可能! 請求も一括

 BIC SIMのeSIMで契約する料金プラン「ギガプラン」は、データ容量をシェアできるのが特長の1つ。同一mioIDのギガプラン同士なら、タイプDとタイプAに関わらずデータ容量をシェアできる。

 たとえば、家族みんながギガプランを契約していれば、全員のデータ容量をまとめてシェアしながら使える。1人が大容量プラン、ほかの家族は小容量プランにするなど組み合わせを工夫すれば料金を抑えられる。

 もちろん、使い切れなかったデータ容量は、翌月に繰り越され、無駄なく利用できる。

家族のデータ容量を1つにまとめて、全員でシェアして使える。プランの組み合わせによっては、料金をさらに安く抑えることができ、無駄なく使える

 なお、携帯料金の請求は、mioIDごとにクレジットカードへ一括請求される。大手キャリアを複数契約していると、請求は当然、会社ごとになるが、BIC SIMならタイプDとタイプA、両社のネットワークを利用してもまとめて請求されるのが意外と便利に感じる。

ギガプランなら、ドコモ網のタイプD、KDDI(au)網のタイプA同士でもデータシェアが可能。請求も一括だ

データ専用プランも選べて、20GBなら月額1650円!

 BIC SIMのeSIMで選べる料金プランは多彩だ。2ギガプラン/5ギガプラン/10ギガプラン/15ギガプラン/20ギガプランと小容量から大容量まで5つのプランから選べる。例えば、音声通話対応のeSIMプランは2ギガプランが月額850円、20ギガプランは月額2000円とMVNOの中でもかなりリーズナブル。さらにデータ通信専用eSIM(ドコモ網のみ)向けのプランも用意されており、こちらは20ギガプランが月額1650円と超格安だ。

2GBの小容量から20GBの大容量まで5つのプランがあり、自分の使い方に合ったプランが選べる。データ通信専用のeSIMプランは、2ギガプランが月額440円、20ギガプランでも月額1650円と非常に安価だ



BIC SIMの便利・お得なポイント

 BIC SIMのeSIMについて紹介してきたが、ここからはSIMカードも含めたBIC SIM全体の魅力を紹介していこう。

店頭で契約が可能!

 BIC SIMはもちろん物理のSIMカードも選べる。それもMVNOとしては珍しく、ビックカメラやコジマ、ソフマップといったビックカメラグループの店頭にある格安SIMカウンターでの手続きが可能だ。

 店舗スタッフと対面でサポートを受けながら、タイプD、タイプAの音声SIMを契約し、持ち帰ることができる。カウンターでは、別途サービス料金がかかる場合もあるが、端末設定やアプリのインストールのサポートも受けられる。

 格安スマホを利用してみたいが、手続きに不安を覚えている人にはBIC SIMをお勧めしたい。

「ギガぞうWi-Fi」が無料で使える

 BIC SIMを契約しているなら、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が提供する全国最大規模の公衆無線LANサービス「ギガぞうWi-Fi」が無料で利用できる。

 カフェやファーストフード店、公共交通機関など「au Wi-Fi」や「Wi2 300」のステッカーが貼ってある場所で利用できる(eSIMの場合はWi2 300のWi-Fiスポット)。

 専用アプリが用意されており、アクセスポイントに自動接続する設定ができるほか、データが自動で暗号化されるVPN機能も備わっているのでお手軽、安心に利用できる。

 Wi-Fiを使うことでデータ容量を節約でき、月末近くで“ギガ”が心細くなってきても、ギガぞうWi-Fiで動画も安心して見続けることができるだろう。

上記のステッカーが貼ってある場所でWi-Fiが使える

ビックポイントで携帯料金を支払える

 BIC SIMならではの便利でお得なポイントが、ビックカメラなどでの買い物で貯まったビックポイントを、月々の携帯料金の支払いに充てられること。

 利用手続きも簡単で、まずはビックカメラ.comに会員登録。その後、IIJmioの会員サイトにログインしてmioIDと連携し、使用するビックポイントを入力するだけでいい。

 ビックポイント1ポイント=1円として換算され、1ポイント単位で利用できる。ついつい貯めたままにしてしまうポイントも、しっかり有効活用できる。



ビックカメラグループ店頭でも契約できる格安SIM

 スマホを快適に、かつお得に使う方法を常に考えている方には、筆者がこれまで紹介してきたポイント、メリットから、BIC SIMを推薦したい。

 Webで契約し、すぐに使えるeSIMを選んでもいいし、格安SIMが初めてで不安という方は、通常のSIMカードをビックカメラグループ店頭で契約するのもいい。

 利用スタイルに合ったSIM、料金プランを選べて無料のWi-Fiサービス、ビックポイントも使えるBIC SIM。格安SIM離れした充実のサービスにきっと満足できるはずだ。