レビュー

「arrows N F-51C」ハンズオンレポート

 NTTドコモは、FCNT製のAndroidスマートフォン「arrows N F-51C」を2月10日に発売する。本稿では主に写真で外観をお届けする。

価格は一括で9万8780円

 arrows N F-51Cは、FCNT製のAndroidスマートフォン。本体外装やフレームの部品の67%ほどが再生部品で構成されており、環境性能の高さをアピールする。4600mAhのバッテリーを搭載し、購入から4年経過しても購入時のバッテリーライフを実現するという。ディスプレイサイズは6.24インチ(FHD+、OLED)。8GBのメモリーと128GBのストレージを備える。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 695」。

 arrows N F-51Cのドコモオンラインショップでの価格は、一括払いで9万8780円。36回の分割払いの場合は月々2743円。24回払いの場合は月々4115円。「いつでもカエドキプログラム」の特典を適用した場合の負担額は4万9940円(2171円×22回払い、初回のみ2178円)。

実機の写真

 カラーバリエーションは、フォグホワイト、フォレストブラック、ブラッシュネイビーの3色展開。このうちブラッシュネイビーは、ドコモオンラインショップ限定カラーとなる。

ブラッシュネイビー

 ブラッシュネイビーはドコモオンラインショップの限定色で、巨峰に近い色合い。ガラスボディのスマートフォンと比べると指紋汚れはつきにくく、全体的にフレークを散りばめたような模様がついている。大きさは約155×72×8.6mm。小さすぎず大きすぎず、大多数の人が無理なく片手で保持できそうなサイズ感といえる。

フォグホワイト

 フォグホワイトはつや消しの白で、シンプルな純白。色が明るいため3色中、指紋のような油汚れはもっとも目立ちにくそうだ。右側面には上から音量キーと電源キーが並ぶ。上部にはSIMカードとmicroSDを装着するトレイがあり、下部にはUSB Type-Cポートが備わっている。

フォレストブラック

 フォレストブラックは、フォグホワイトと同様にシンプルな漆黒。上記2色同様にやはり指紋汚れは目立ちにくそうだ。

 アプリの上にほかのアプリアイコンを表示して素早く切り替えられる「FASTウォレット」や文字が見やすくなる「はっきり文字」。特定の指(指紋)にアプリを指定して起動できる「FASTフィンガーランチャー」など、多数のオリジナル機能を搭載する。

石鹸で洗ってもOK。さらに画面も割れにくい

 再生素材のボディは、特にそれとは分からない自然な仕上がり。3色ともにサラッとした手触りで、違和感なく使える。arrowsの特長である堅牢性も健在。泡ハンドソープで洗えるうえに割れにくい画面もそのまま。会場では50kg近くの力をかけても無事な姿を保っていた。小さな子どもがいる家庭では、スマホを踏まれるなんてこともありがちだが、arrowsなら耐えられそうだ。

外箱
本体の再生プラスチックの原料の例